GRで萌えてみる

「ジャイアントロボ」のBF団十傑集で妄想展開中。メインは成長したサニー(17歳設定)のラブストーリーとか10歳くらいの幽鬼のお話。拍手・コメント等いただけたら管理人喜びますw

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超S サニーちゃん(3)

 幽鬼といえば十傑集の中でも比較的温和なほう。当然エージェントに八つ当たりなどしたこともなければ、叱責される者もめったにいない。
 その幽鬼が苛立ったように歩いているのを見て、エージェントたちは不思議に思っていた。
「もしかしてお気に入りの花でも枯らされたのだろうか」
「いやいや、案外カワラザキさまからお小言を受けたのかもしれんぞ」
 通路で立ち止まり、そんな噂をしていたふたりに幽鬼が近づいてきた。
「貴様ら」
「ひっ」
 温和といってもそこはそれ、やはり十傑のひとりだけあって迫力はある。
「な、なんでございますか」
「サニー・ザ・マジシャンはどこにいる」
 別に叱られるのではないとわかり、エージェントは胸を撫で下ろした。
「先ほどお部屋へうかがいましたが、お留守のようでした」
「そうか」
 少しだけ幽鬼の表情が和らいだように見えたのは錯覚だったのだろうか。
 幽鬼はそれ以上なにも言わずにカワラザキの部屋へと向かった。

「じいさま」
 慣れた関係とあってノックもせずにドアを開けた。
 カワラザキは気の置けない関係である十常寺と午後のお茶の時間だったようだ。だが今日は十常寺以外にもうひとりが座って、ティーカップを傾けて談笑している。
 その顔を見たとたん、幽鬼はくるりと回れ右をして部屋を出ようとした。
 幽鬼の顔の脇をムチがかすめていった…。

「あら、どこへいくのかしら?おじいさまに用があったのじゃなくて?」
 この口調は「例のモード」突入中らしい。
「い、いや、俺も急用を思い出した…」
「私の顔を見るなり思い出すなんて、失礼ね」
 サニーの赤い瞳が意地悪く細められる。
「そ、そういうわけでは…」
「言い訳無用、暮れなずむ幽鬼ィ!」
 続けざまに幽鬼の身体がムチの洗礼を受ける。スーツの上からで鍛えてあるとはいえ痛いものは痛い(ついでに精神的ダメージも大きい)
「ぎゃあ!」
 カワラザキに応援を頼もうと思ったが、カワラザキと十常寺はサニーのムチを恐れてとっくに避難していた。
「じ、じいさま?」
 しかしここで屈服すればさらにサニーを付け上がらせるだけだ。幽鬼は意を決して虫を召還する。
「い、いやああっ!」
 これにはさすがのサニーも恐怖を覚えて悲鳴を上げる。
 形勢逆転を感じた幽鬼が一気にたたみかけようと口を開いた瞬間…先ほどのお茶に出されていた大き目の饅頭が幽鬼の口に詰め込まれた。
 饅頭をつかんだサニーの手が幽鬼の口をふさいでいる…虫は命令系統を失って戸惑うところをサニーのムチで叩き落された。
 幽鬼は饅頭を取り出そうと焦るが、あまりの大きさで息もできない。
 サニーの目がさらに意地悪な光を帯びた。
「女の子を脅すなんて、イ・ケ・ナ・イ人ね…」

 十数分後。
 書類を抱えて通路をゆくサニーを見てエージェントが声をかける。
「サニーさま、お手伝いいたしましょうか」
 サニーは優しげに微笑んだ。
「ありがとう。でもいいのよ、今日は優秀なアシスタントがいるから」
 サニーの後ろには何十倍もの量の書類を持たされた幽鬼がすごすごとついてきていた。

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まいりぃまいろ

Author:まいりぃまいろ
ツイッターでフォロワーさんの描かれたウサヒツを見て書きました~。
レッドは絶対荒唐無稽な夢を見る。

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