GRで萌えてみる

「ジャイアントロボ」のBF団十傑集で妄想展開中。メインは成長したサニー(17歳設定)のラブストーリーとか10歳くらいの幽鬼のお話。拍手・コメント等いただけたら管理人喜びますw

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お見舞い

 春の名残風邪は治りにくい。サニーもここ数日ベッドから出られない日が続いている。
 熱に浮かされたせいか、おかしな夢を見た。
 一度だってそんな経験はないのに、樊瑞とベッドを共にする夢…思わず起き上がって顔を覆った。
「なんでそんな夢見ちゃうのよ」
 小さいころは一緒に風呂だって入ったはずなのに、今はもう樊瑞の身体も思い出せない。
「樊瑞さま、年齢の割にがっしりしてらっしゃるのよね…っていうか、さっきは上半身だけだったわ。いえ、それが当たり前…って私、なに言ってるのかしら…」
 自己嫌悪やら恥ずかしいやら…喉の渇きにサイドテーブルの水差しへ手を伸ばした瞬間だった。
 ノックがあった。
「はーい」
 おそらく看病しているアシスタントが様子を見にきたのだろう。
 もう熱は下がったようだと伝えるのに、ベッドを降りようとしたのとドアが開いたのは同時だった。
「サニー、熱を出したそうだな」
 つかつかと入ってきたのは樊瑞、その人。
「身体の具合はどうなのだ。少しは食べているか。水分の補給はしているのだろうな」
 矢継ぎ早に言葉を投げかけながら歩み寄ってくる。
「は、樊瑞さま、あの…」
 ベッドの脇の椅子を引き寄せ、腰掛けてサニーの額に手を当てた。
「まだ少しあるようだな。注射はしたのか。まさか嫌がっておらんだろうな」
 子供に対するような言葉ばかりにサニーは声をあげた。
「私、もう子供じゃありません!」
 樊瑞は一瞬呆気に取られ、小さく苦笑する。
「すまんすまん。熱を出したと聞くとつい、な」
「もうっ」
 サニーは少し頬を膨らませベッドに入りなおした。

「樊瑞さま、任務だったのでは?」
「うむ、つい先ほど戻ったばかりでな。エージェントから聞いてやってきた」
 寝起きで髪もぼさぼさと気づき、サニーは手で髪を直しながら話を続ける。
「たいしたことはないんですのよ。ただ、ちょっと熱があって…アシスタントが大騒ぎしただけですし」
「お前は昔から季節の変わり目に熱を出したからな。注射を嫌がり、熱からくる寒さでワシに添い寝をせがんだ」
 樊瑞は思い出話として語るのに、サニーにはどうしてもその様子が先ほどの夢とオーバーラップしてしまう。
「思い出させないでくださいっ!」
「さ、サニー?」
 突然の大声に樊瑞は戸惑う。サニーはあわてて弁解した。
「ち、違うんです。えっと、その…あの…小さいときに、樊瑞さまと一緒に寝てたんだなあって考えてたら、その、今はとても気恥ずかしくって…」
 頬を染め、上目遣いにこちらを見ているサニーに樊瑞は笑い出した。
「サニーも年頃になったということか。子供の風邪くらいは伝染りはせんが、今では伝染るかもしれんからもう添い寝はしてやれんなぁ」
「もうっ!また子供扱いするっ!」
 勢いで樊瑞の胸を叩こうとして…そのまま胸の中に抱き込まれた。
「フフ…ワシの中ではいつまでも子供のサニーなのだがなぁ」
「は、樊瑞さま?」
「いいかげんに考えを改めねばならんのはワシのほうだな」
 さすがにキスは遠慮し、サニーの頬に自分の頬を触れさせる。
「元気になったら…夜を共にするか」

「きゃーっ!」
 叫んで目が覚めた。起き上がると樊瑞の姿はない。
 ベッドの脇には椅子があり、先ほどまで確かに樊瑞がいたのは間違いないようだ。
「もうっ!どこまでが夢なのよっ!」

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まいりぃまいろ

Author:まいりぃまいろ
ツイッターでフォロワーさんの描かれたウサヒツを見て書きました~。
レッドは絶対荒唐無稽な夢を見る。

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