GRで萌えてみる

「ジャイアントロボ」のBF団十傑集で妄想展開中。メインは成長したサニー(17歳設定)のラブストーリーとか10歳くらいの幽鬼のお話。拍手・コメント等いただけたら管理人喜びますw

Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

子供の遊び

「幽鬼、おいで」
 幽鬼はカワラザキに連れられて、セルバンテスの部屋を訪れた。
「やあやあ、よくきたね幽鬼くん。おじさんたちと一緒に遊ぼうか」
 なんでも今日はこどもの日とかいう祝日らしく、セルバンテスと樊瑞は子供の幽鬼をかまいたくてしょうがないらしい。そういえば今日は訓練もないとエージェントが言っていた。
「遊ぶ…?」
 いきなりそんなことをいわれても、もっぱら普段は読書したり温室にこもっている幽鬼には遊ぶことすらわからない。
「俺…わからない」
 樊瑞にしてもセルバンテスにしても、子供との付き合いがあまり上手なほうではない。困惑しているとカワラザキが助け舟を出した。
「まあ、別にこどもの日だからといって子供らしい遊びでなくちゃいかんわけでもなかろう。幽鬼ももう10歳でおもちゃを喜ぶ歳でもないしのう」
 それではなにかゲームでもと考えるが大人には浮かばない。やがてセルバンテスがなにかを思いついた。
「あっ、じゃあ麻雀なんてどうかな。あれならみんなでできるし」
 なにをいきなり言い出すのか、このおっさんは。
「しかし幽鬼はルールなど知らんから、ワシが見てやることになる。3人では卓を囲めんじゃろ」
 いつもなら一緒にいるはずのアルベルトが、今は任務で出かけているというのがその理由。
 3人が再び考え込んだそのとき、聞きなれた声がした。
「私をお忘れではありませんか?」
 いつの間にやってきたのか、孔明が羽扇片手に立っていた。

 けっきょくこの面子で卓を囲むことになったが、心配なのは孔明のこと。なにしろ勝敗に無理難題を吹っかけるので有名なのだ。
「幽鬼殿、私に勝てたら1週間訓練をなしにしてさしあげますよ」
 牌をかき回しながら孔明がにこやかに言う。
「本当?」
「ええ。ただしテレパシーを使うのは禁止です」
 カワラザキの膝に乗った幽鬼はカワラザキを振り向いた。
 カワラザキが渋い顔をしているのは、カワラザキ自身が孔明に勝ったことがないから。
「策士、相手は子供だぞ」
 樊瑞がたしなめればセルバンテスもうなずく。
「そうだよ孔明、私たちは遊びでやるんだから…」
「だまらっしゃい。遊びといえどなにか褒美があって当然でしょう」
 本当はほかの面子をいたぶりたいのが見え見えである。
「これを…どうするの?」
「そうじゃな、まずは同じ模様をそろえてじゃな…」
 簡単にルールを説明して役を教えてやると幽鬼は容易く納得した。

「ええと、それ…上がり、かな」
 2時間ほど遊んで終了してみると幽鬼のひとり勝ち。
 孔明は珍しく形相を変えてわめいた。
「こっ、こんな馬鹿な!この私が負けるなどと!」
 当然怒りの矛先は樊瑞とセルバンテスに向けられる。
「あなた方、わざと幽鬼殿に振り込んだのではないでしょうな!」
「え?孔明が手加減したんじゃないの?」
「そんなはずがありますか!」
 ぎゃあぎゃあとわめく3人をよそに、幽鬼はカワラザキに尋ねた。
「俺、明日も休み?」
「んー、まあ、そうじゃな」
 幽鬼としては麻雀という遊びも悪くないとは思ったが、カワラザキからこの遊びは4人揃わないとダメだと聞かされたので、青年になった現在まで麻雀をやっていない。
 孔明はいつかリベンジをと目論んでいるのだが、こちらもなかなか面子が揃わないため現在まで叶っていないのだった。

*Comment

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

Menu

FC2カウンター

プロフィール

まいりぃまいろ

Author:まいりぃまいろ
ツイッターでフォロワーさんの描かれたウサヒツを見て書きました~。
レッドは絶対荒唐無稽な夢を見る。

最近の記事

フリーエリア

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。