GRで萌えてみる

「ジャイアントロボ」のBF団十傑集で妄想展開中。メインは成長したサニー(17歳設定)のラブストーリーとか10歳くらいの幽鬼のお話。拍手・コメント等いただけたら管理人喜びますw

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かまって(樊瑞)

 1週間ぶりの本部。
 その間にいったい地球を何周し、いったい何人の人間を屠ってきたのか…考えるだけ無駄なことだと樊瑞は思った。
 昔は任務から戻ってくると「おかえりなさい、おじさま」と駆け寄ってくる幼いサニーを抱き上げれば疲れも消えたものだったが、今はサニーも忙しい身となり今日も出迎えはない。
 どちらにしても成長した現在は抱き上げることなどできないがと私室のドアを開ける。
 孔明への報告書はアシスタントに任せた。まずはひと眠りしてそれからサインをすればいいだろう。
 少し汚れたマントを椅子に放り出し、寝室へ向かう。
 きちんと整えられているはずのベッドに先客がいた。
 上掛けをそっとめくれば、樊瑞のシャツだけを身に着けたサニーが眠っている。
 いったいいつからここで帰りを待っていたのかと考えてしまったが、睡魔には抗えなかった。
 服を脱ぎ、まだ目覚める様子のないサニーの横へもぐりこむ。
 枕を取られたので仕方なく自分の腕を枕に横たわったとき、寝返りを打ったサニーが起きた。
 目があった樊瑞に微笑む。
「おかえりなさい、樊瑞さま」
「ああ、ただいま」
「いつお戻りに?」
「ついさっきだ」
 眠いはずなのにサニーの声は聞いていたい。
「ようやく眠れるかと思ったら、寝床はじゃじゃ馬に占領されていた」
「ひどいおっしゃりようね」
 クスクス笑いながらサニーは枕を樊瑞に返した。そこに頭を乗せればサニーの髪の香りが鼻腔をくすぐった。
 その代わりというようにサニーは樊瑞の腕を取り、自分の頭の下へ導く。
 やれやれ、これで目覚めたときには腕が痺れているだろうと思いつつも口には出さなかった。

「ずいぶん待っていたか」
 そう尋ねるとサニーはまた笑った。
「このところずっと樊瑞さまのお部屋で過ごしてましたの。お気づきになりませんでした?」
 といっても樊瑞のベッドを借用していただけだが。
「寝床どころかシャツまで取られたな」
「うふふ、だって樊瑞さまの匂いがするからかまってもらっている気分になれるんですもの」
 そうして不意に樊瑞にしがみついてきた。
「…寂しかった」
 樊瑞はサニーを抱きしめようとして、その手が血で汚れたものだと思い出しためらう。それをいち早く察したサニーは樊瑞の手を取り、自分の身体に回させた。
「サニー…」
「もう子供ではありませんから、自分たちがどのような組織なのかはわかっておりますから」
 ならばと樊瑞は抱く手に力を込める。
「明日からはしばらく動かん。サニーをかまってやれよう」
「…うれしい」
 サニーは樊瑞の胸に顔を寄せた。その頬に樊瑞が口付ける。
 このままサニーを組み敷いて抱くのは簡単だが…どうやら睡魔が嫉妬したらしい。
 樊瑞はサニーを抱き、サニーに抱きしめられたまま眠りの中に落ちていった。

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Author:まいりぃまいろ
ツイッターでフォロワーさんの描かれたウサヒツを見て書きました~。
レッドは絶対荒唐無稽な夢を見る。

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