GRで萌えてみる

「ジャイアントロボ」のBF団十傑集で妄想展開中。メインは成長したサニー(17歳設定)のラブストーリーとか10歳くらいの幽鬼のお話。拍手・コメント等いただけたら管理人喜びますw

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バンテスおじさん、世界を釣る

「アルベルト、どうだい一緒に?」
 集会所でセルバンテスがアルベルトを誘う。
 その仕草は右手をクイッと上に動かすもの…普通ならちょっと一杯というところか。
「一緒に、とはたいした言い草だ。儂のサポートが必要といえ」
 樊瑞も誘わないではなかったが、どうやら今はサニーや幽鬼とミラバルカン討伐に出かけているらしい。
「サニーちゃんも誘いたいけど、危ない目にはあわせられないからねえ」
 そんなことを言いながらセルバンテスが受注したクエストはガノトトスの討伐。
「おい、ちょっと待て!G級とは聞いてなかったぞ!」
「まーまー、いいからいいから」
 アルベルトの反論をよそにパーティは出発した。

「しかも旧沼地ではないか。この場所でのガノ討伐は視界が悪くて気に入らん」
 目的地に到着してもアルベルトはまだぶつぶつ文句を言っている。それを無視してセルバンテスは川のほうをうかがった。
「アルベルト、遠慮なく高台に上がっていてくれていいよ」
「言われずともそうするわ」
 アルベルトが離れてから間もなく、セルバンテスは用意してきた釣りカエルを川へ放った。
 やがて…奇声とともにガノトトスの姿が現れる。
 しかしまだカエルに食いつく様子はない。
 ポチャン、とカエルが沈み、ガノトトスが釣竿にHITした。

「とおっ!」
 セルバンテスが渾身の力を込めて釣竿を引き上げれば、ガノトトスはビチビチと跳ねながら地面へ放り出される。
「よし、あとは儂に任せろ!」
 高台のアルベルトが好機と見て降りてくる。それをセルバンテスは制した。
「いや、ダメだ!アルベルト、退こう!」
 そう言ってセルバンテスはさっさとエリアチェンジしてしまう。
 アルベルトは意味がわからず、ガノトトスを無視してセルバンテスを追った。
「さーあ、ガノちゃんがおとなしくなるまで待とうか」
「なにを言っている。さっさと討伐して…うん?貴様、なんだその武器は!」
 今になって気づいたのだがセルバンテスが装備しているのはハンターナイフだった。
「わっからないかなぁ、アルベルトくん。私は、釣りだけでガノトトスを倒したいんだよ。こう、なんていうか…釣りって男のロマンじゃないか?」
 さらにセルバンテスの所持品が釣りカエル10匹だけというのを知り、アルベルトの堪忍袋の緒が切れた。
「そんな悠長なことをやってられるか!貴様が倒さんのなら儂が倒す!」
 かくしてガノトトスはあっけなくアルベルトの炎剣リオレウスGの前に倒れた。
「ああ~、思ったより小さいなぁ。こんな小さな魚はキャッチアンドリリースだろ?」
 体長20メートル近いガノトトスをキャッチまではできてもリリースは無理だろ。
「よし!魚拓を取ろうか」
 その一言で…アルベルトの大剣に切り上げられ、セルバンテスは宙を舞った。

「おかえりなさいおじさま、お父さま」
 集会所ではひと足早く戻っていたサニーが出迎えてくれた。
「まあ、おじさま、ケガをなさっているのでは?」
「はっはっは、いや~たいしたことはないよ。ほら、おみやげ。ガノの鱗だよ」
 きらきら光る鱗を受け取りながら、サニーはアルベルトとセルバンテスを見比べていた。
「お父さま、ご機嫌悪そうですのね」
「アルベルトには男のロマンがわからないんだよ」
 そんなロマンはいらん。

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まいりぃまいろ

Author:まいりぃまいろ
ツイッターでフォロワーさんの描かれたウサヒツを見て書きました~。
レッドは絶対荒唐無稽な夢を見る。

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