GRで萌えてみる

「ジャイアントロボ」のBF団十傑集で妄想展開中。メインは成長したサニー(17歳設定)のラブストーリーとか10歳くらいの幽鬼のお話。拍手・コメント等いただけたら管理人喜びますw

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プレゼント(幽鬼)

「困ったわ…」
 サニーは執務室の机に頬杖をつきため息をついた。
 サニーの周囲には執務室いっぱいの鉢植え…毎日幽鬼から贈られてくるプレゼントだ。
「きれいなお花や素敵な観葉植物はうれしいんだけど…このままじゃジャングルになっちゃうわ」
 なにしろ幽鬼が育てた鉢植えなのだから成長は実にいい。サニーにしても枯らすようなことをしては申し訳ないと、アシスタントと一緒にせっせと世話をするものだから余計に生育がいい。
「中庭に植え替えるのはどうかしら?」
 その中庭もプランターが所狭しと置かれている状態。
 サニーはもう一度ため息をついた。
「はーい」
 ノックの音に返答すれば幽鬼のアシスタントが鉢植えを持って入ってくる。
「幽鬼さまよりお届けものです」
 サニーは悲鳴を上げそうになった。

「とにかく、このままじゃ私の居場所がなくなっちゃうわよ」
 樊瑞や孔明にということも考えたのだが、幽鬼からのプレゼントを譲るというのも気が引けてしまうのだ。
 以前
「幽鬼さま…鉢植えのお世話が難しいのですが…」
 さりげなく水を向けてみたのだがテレパシーを持っているくせにこういうときには鈍感なのが幽鬼。
「ん?ああ、それなら俺のアシスタントをいかせよう。世話の仕方もメモする」
 そうじゃない!そうじゃないというのをサニーは必死に飲み込んだ。

「やつはのう、ストレートに言ってやらんとわからんぞ」
 カワラザキからのアドバイスを受け、サニーは今日こそと幽鬼の執務室をノックした。
「ああ、お嬢ちゃんか」
「あの、幽鬼さま、鉢植えのことなのですが…」
「病気や虫などが出たか?」
「いえ、そうではなくて…」
 サニーは意を決して叫んだ。
「私、鉢植えに埋もれてしまいます!」
 一瞬、幽鬼はなにを言われたのかわからないようにサニーを見つめた。サニーはサニーで幽鬼が傷つきはしなかったかとドキドキする。
「え?」
「だって…毎日幽鬼さまがプレゼントしてくださるから…いっぱいで…」
 別にそこまで深刻なことではないのになぜか涙が浮かんでしまった。
「ああ!」
 幽鬼はワンテンポ遅れて手を叩く。
「そういうことならもっと早く言えばよかったのに。お嬢ちゃんは鉢植えが好きなのかと」
「好きにも限度があります」
 サニーの心配をよそに幽鬼はニコニコと笑う。
「それは悪かった。なんだったら鉢は引き取ろう。それから…お詫びをしないとな。さっき採れたばかりのマンゴーなんだが」
 執務の合間に食べようと思ったのか、幽鬼の机には完熟したアップルマンゴーが乗っている。
「半分こするか」
 サニーはようやく機嫌を直してうなずいた。

 後日
 サニーは執務室の机に頬杖をつきながら、小さくつぶやいた。
「私…どうしてマンゴーに埋もれているのかしら…」

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まいりぃまいろ

Author:まいりぃまいろ
ツイッターでフォロワーさんの描かれたウサヒツを見て書きました~。
レッドは絶対荒唐無稽な夢を見る。

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