GRで萌えてみる

「ジャイアントロボ」のBF団十傑集で妄想展開中。メインは成長したサニー(17歳設定)のラブストーリーとか10歳くらいの幽鬼のお話。拍手・コメント等いただけたら管理人喜びますw

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またまたこんな妄想

 カワラザキが経営する下宿の2階に住む、ふたりの男が暇をもてあましている。
 リビングとは別の部屋に置かれた不釣合いなビリヤード台。ベスト姿の残月が7番ボールを左ポケットに落とすのを、幽鬼はキューにチョークを塗りながらながめていた。
 不意にドアを開けて入ってきた男がいる。
「さすがの名探偵コンビも、事件がなくっちゃ普通の人のようだな」
 中折れ帽を脱いで帽子掛けにかけたのは、情報屋のヒィッツカラルド。
「このような遊びに興じていても、脳細胞は活性化しているがな」
 論理的に推理を組み立てて事件を解決するのが得意な残月は、次のボールも見事に落とした。
 直感を冴え渡らせ事件を解決するのが得意な幽鬼がふと顔を上げる。
…どうやら依頼人がやってきたようだ。

 高名の依頼人である樊瑞が持ち込んだ依頼は、家宝の剣のこと。
「このようなふざけた予告状が舞い込んできたのだ」
 きちんとタイプライターで打たれた予告状には
「明後日、貴方のお持ちである翡翠の宝剣をいただきに参上」とある。
 それを見た残月と幽鬼は顔を見合わせてほぼ同時に声を発した。
「怪盗セルバンテスか」
 セルバンテスは白いクフィーヤをまとった神出鬼没の怪盗。王家の宝石といった宝物以外にも、古物商の看板などおかしなものまで盗んでいく。

「警察に相談したら警視のアルベルトめ、こっちへ相談しろと言いおった」
 苦々しい樊瑞の口調に、ふたりはまた顔を見合わせて苦笑する。
「まあ、アルベルト警視は今まで何度もセルバンテスに出し抜かれているからねえ」
 くすくすと笑いながらヒィッツカラルドはふたりを見る。
「私の出番はありそうかな?」
「セルバンテスが知らない銀行の貸し金庫を探してくれ」
 瞬時に残月が依頼する。
「あとはイミテーションの職人か…」
 同時に発せられた幽鬼の言葉を刻み込み、ヒィッツカラルドは帽子を手にした。
「では、よい返事を期待してくれ」

 同じころ。
 珍しくクフィーヤ姿ではないセルバンテスが、みすぼらしいビルの地下へ降りていく。
 降りきった先に小さなバーがあった。
「いらっしゃいませ」
 カウンターに腰掛けたセルバンテスはバーテンに問う。
「レッドはいるかな?」
 バーテンの目が光るのと、カウンターの隅に腰掛けていたレッドが近づいてきたのは同時だった。
「セルバンテスか。私になんの用だ」
「頼みがあるんだ。ある警備の目を撹乱させて欲しい…もちろん報酬ははずむよ」
「承知した。委細はいつものように」
 音もなくレッドの姿が消える。
 セルバンテスは差し出されたグラスを手に取った。

 同じころ。
「いいか、イワン!」
 アルベルトがイワンを初めとする部下を叱咤激励している。
「スコットランドヤードは全力を挙げて、今度こそ怪盗セルバンテスを逮捕する!」






 こんな妄想です、ハイ。

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まいりぃまいろ

Author:まいりぃまいろ
ツイッターでフォロワーさんの描かれたウサヒツを見て書きました~。
レッドは絶対荒唐無稽な夢を見る。

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