GRで萌えてみる

「ジャイアントロボ」のBF団十傑集で妄想展開中。メインは成長したサニー(17歳設定)のラブストーリーとか10歳くらいの幽鬼のお話。拍手・コメント等いただけたら管理人喜びますw

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内緒の意地悪(樊瑞)

 孔明が珍しく樊瑞の執務室を訪れているのは、急ぎの書類にサインが欲しかったから。
 いつもなら樊瑞は渋い顔をして一度は拒否するのだが、今日はやけに上機嫌で快くサインする。
「そう言えば…明日からお休みが入っておられましたな」
 樊瑞の予定を思い出し、孔明は何気に口にした。
「うむ、このところ少し働き詰めだったのでな。2日ほどゆっくりさせてもらおう」
 孔明は羽扇で口元を隠し、横目で樊瑞を見た。
「サニー殿とお出かけですかな」
「そうなるやもしれん」
 今にも歌いだしそうな樊瑞に、孔明の意地悪が頭をもたげてきた。
「ところで…サニー殿とはどこまで進んでおられるので?」
 突然の、しかも孔明には似つかわしくない質問に樊瑞は一瞬目が点になる。
「ど、どこまでとはどういう意味かな」
「ごまかされますな。よもや子供の恋愛ごっこではないのですから、そこそこ進展はしていらっしゃるのでしょう?」
 と言われても樊瑞もサニーも忙しい身の上となれば、愛を深めている暇もない。
「ワシにしてみればサニーはまだ子供だ」
「しかしあの方ももう18…結婚を夢見る年頃でもありましょう?」
 樊瑞はペンを置き、腕を組む。
「まあ、一応婚約まではしたのだがな…今も信じられぬよ。ワシがサニーの伴侶になるなど、な」

「もう樊瑞殿のお手はつかれたので?」
 ストレートな物言いに樊瑞は飲みかけの茶を噴き出した。
「こ、孔明、貴様…」
「婚約までなさっていて、手のひとつも握っていないなどとは申されませんでしょうな」
 孔明の目が意地悪く細められる。
「そのようなプライベートな質問には答えぬ」
「ははは、そう赤くなられずとも」
「照れてなどおらんわ!」
 窓際に立っていた孔明は、窓の下を走ってくるサニーに気づきサインの終わった書類を手にした。
「まあ、このお休みのあいだにゆっくりとご親睦を深められるがよろしいかと…ただし、まだ結婚までは進んでいないのですから、子供云々ということだけは避けていただきませんと」
「孔明!」
 孔明は小さく肩をすくめドアを開けた。入れ替わりにサニーが現れる。
「あ、ら…お仕事のお話でしたの?私、入ってよろしいのでしょうか?」
「どうぞどうぞ。邪魔者はすぐ退散しますゆえ」
 孔明は親切にサニーを部屋に入れ、自らドアを閉めた。
「ふふふ…十傑集リーダー、混世魔王もサニー殿に関しては晩生のようですなあ…ほかの女性ならばとっくに床の中でしょうに」
 そうつぶやいて先ほど赤面した樊瑞を思い出し、高らかに笑いながら回廊を進んでいった。

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まいりぃまいろ

Author:まいりぃまいろ
ツイッターでフォロワーさんの描かれたウサヒツを見て書きました~。
レッドは絶対荒唐無稽な夢を見る。

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