GRで萌えてみる

「ジャイアントロボ」のBF団十傑集で妄想展開中。メインは成長したサニー(17歳設定)のラブストーリーとか10歳くらいの幽鬼のお話。拍手・コメント等いただけたら管理人喜びますw

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チョコでおねだり

 サニーは包みを持って幽鬼の執務室を訪れた。
 軽くノックをすると幽鬼の憂鬱そうな声で返事があった。
「失礼します、幽鬼さま」
 机の上を見たサニーは、幽鬼の憂鬱の理由がすぐにわかった。
 大量に積み上げられたチョコレートを前に困惑していたようだ。
「ずいぶんたくさんのチョコですわね」
「…俺はいらんと言っているのに、エージェントたちが置いていったのだ」
「だって今日はバレンタインですもの。受け取らなければ相手が傷つきますわよ」
「そ、そうなのか?」
 そう言ったあとで幽鬼は激しく首を振った。
「ち、違う!その、好意があるから受け取ったとかではなくてだな」
「わかってますわ。幽鬼さまのお返事を待たずに皆が積んでいったのでしょう?」
 サニーが怒っている様子もないので幽鬼は少し安心する。
 サニーは包みを差し出した。
「はい。私からもチョコですけど…このお山の一番上に積んでおきましょうか?」
「い、いや、それは…もらう…」
 サニーの包みを受け取り、幽鬼はおずおずとリボンを解いた。
 中にはフルーツとナッツを入れたチョコが入っている。
 サニーが作ってくれたものだと思うとなぜか食べたくなった。
「どうしましょうか、このチョコの山」
 ドレンチェリーの入ったチョコをほおばりながら、幽鬼が再び困惑する。
「捨てるわけにもまいりませんし…どなたかに食べていただくのがよろしいかと思いますわ」

 そう言ってサニーはさっさとチョコの山を片付けてしまった。
 本当は見ていると、幽鬼がこれだけたくさん慕われているのに嫉妬してしまいそうだったから。
「義理って…重いのだな」
 義理チョコだと信じている幽鬼がポツリとつぶやく。
「あら、私のは違いますわよ」
 サニーが意地悪くそう言うものだから、幽鬼はますます顔を赤くした。
「わ、わかっている。だから…その、ホワイトデーには、なにか特別なものを、と思って…」
「私、幽鬼さまの温室を拝見したいです!」
 サニーが待ってましたとばかりに言えば、幽鬼は微笑んでうなずいた。
「ああ…そうだ、ちょうど、フリージアが咲き始めるから…」
「あら、そっちじゃありませんわ」
 突然の言葉に幽鬼が首をかしげる。
「もうひとつありますでしょ?幽鬼さまが私に内緒にしてらっしゃる温室…」
 サニーが知るはずのない温室の存在を口にしたから、幽鬼は思わず椅子から立ち上がっていた。
「だ、だ、だれにそれを…」
「小耳に挟みましたの」
 その温室にはバイオハザードすれすれの植物が栽培されているなどサニーは知らない。しかし…理由を話しても好奇心旺盛のサニーは納得しないだろう。
「ねえ、よろしいでしょう?危険だったら幽鬼さまが守ってくださるし、幽鬼さまが私に隠し事なさってるなんて寂しいんですもの」
 ほんのちょっと鼻にかかった声でおねだりされると、幽鬼も骨抜きになってしまう。
「う、うむ…じゃ、じゃあ…ほんの少しだけなら…」
「わあ、うれしい!楽しみにしてますわね」
 嬉々として執務室を出て行くサニーの後姿を見送ってから、幽鬼は温室の中の一番大事なアレをどうしようか考えていた。

*Comment

感想 

たくさんのチョコを前に頭を抱える幽鬼が可愛いです。私もチョコをあげたいのですが、さらに悩ませそうなので止めときます(^-^)
  • posted by 柳佳 
  • URL 
  • 2009.02/14 23:47分 
  • [Edit]

お返事 

>柳佳さん
 チョコの山の中には本命も混じっているようで、そこから片思いオーラが立ち上っているから幽鬼は余計に悩んでいるのですよ。そうおっしゃらず幽鬼にもチョコやってくださいな。もっともサニーちゃんが阻止するかもしれませんがw
  • posted by 姜ママ 
  • URL 
  • 2009.02/15 00:15分 
  • [Edit]

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まいりぃまいろ

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ツイッターでフォロワーさんの描かれたウサヒツを見て書きました~。
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