GRで萌えてみる

「ジャイアントロボ」のBF団十傑集で妄想展開中。メインは成長したサニー(17歳設定)のラブストーリーとか10歳くらいの幽鬼のお話。拍手・コメント等いただけたら管理人喜びますw

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それでは、よいお年を

 サニーの幼稚園もそろそろ帰りの時刻。
 いつもは樊瑞がお迎えにくるのだが、年末進行という大人の事情のためにアパートを動くことができない。そんなわけで今日のお迎えはレッドがきた。
「あのう、サニーちゃんのお父さまですか?」
 サニーの担当である銀鈴が声をかけると、レッドは激昂した。
「貴様、どこに目がついているのだ!私のような美形からこんなヘチャムクレが生まれると思っているのか!」
 父親に間違われたことについては不問なのか。
「きゃー!ごめんなさいごめんなさい!」
「レッドさま、銀鈴せんせい、いじめちゃダメー」
 レッドと手をつないで帰っていくサニーを見送りながら、銀鈴は今日こそアルベルトを訪ねなければと思っていた。

「ねえ、なんで今日はレッドさまがお迎えにきてくれたの?」
「フフン、今日は魔王が多忙とかでな、時給1000円で引き受けたのだ」
 確かに時給としては高給であろう。しかしサニーのほうが計算は上だった。
「でも、サニーのお迎えなんて15分くらいで終わっちゃうよ?きっと樊瑞おじさまは250円しか払うつもりないと思うの」
 5歳児なのにこんなに世間ずれしていていいのか、アルベルト。
「な、なんだと!おのれ魔王め、この私を謀るか!」
 樊瑞が仕事中ということはアパートに帰っても退屈ということ。サニーにいい考えがひらめいた。
「じゃあレッドさま、サニーと遊んで。1時間遊んだら時給どおりもらえるよ?」
「おお、貴様冴えているな。よし、直系寺で遊ぶぞ」
「うん!」
 寄り道はしちゃいかんだろう。

 さて、同じころ。
 樊瑞の部屋を訪ねていたのは銀鈴だった。
「あの、あなたがサニーちゃんのお父さま代わりと聞いてお話にまいったのですが…」
「すまぬ、なにぶん締め切りに追われているので、机に向かったままで失礼する」
 なんだか悲惨な状況である。
「そういうことなら、私が代わりに聞くよ!」
 なぜか樊瑞の部屋にはセルバンテスがおり、ハイハイと手を上げて銀鈴に近づいた。
「あの、あなたは…?」
「サニーちゃんの未来の夫さ!婚約者なら問題ないよね!」
 まだ前回の話を引きずっているのか、貴様は。
「ま、まあ、この際ですから一緒に聞いていただくとして…問題なのはサニーちゃんの家庭環境です」
 その言葉を聞いてはふたりとも黙っていられない。
「そりゃあ確かにサニーちゃんにはママいないし」
「父親も仕事ばかりだが、そのぶんワシらが愛情を注いでいるというのに…」
「そういうことではありません。先日のクリスマスにサニーちゃんがなんと言ったか、ご存知ですか?」
 顔を見合わせるふたりを見つめながら、銀鈴は説明した。
「クリスマスにはサンタさんがカレーを届けてくれると…しかもお正月はお年玉にカレールーをもらうのだと…」
 樊瑞はこともなげに言った。
「なにも問題はないではないかな?」
「大ありです!サニーちゃんの頭の中にはカレーしかないんですよ。問題じゃないですか!」
 セルバンテスが横から口を挟んだ。
「ほらぁ、やっぱりカレーじゃなくてメロンだよ、メロン」
「メロンじゃねぇっ!」
「ぐはあっ!」
 堪忍袋の緒が切れた銀鈴の見事なキックがセルバンテスに炸裂した。
「つまり一般常識に欠けている点があると言いたいんです!このことをお父さまにもですね…」
「しかしそう教えているのはアルベルトだからなあ…わかった、そのあたりは一度ワシから話してみよう」
 息も切れてきたことなので銀鈴はいったん樊瑞を信じて帰ることにした。
 新学期にサニーがお年玉と称したカレーをもらった話をしないよう祈りながら…。
「あの子には再教育が必要だわ!」
 拳を握りながら小学校へ上がり次第、父親の塾へ入れようと決心するのだった(つか、いったいなにを教えてる塾なんだよ…)

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まいりぃまいろ

Author:まいりぃまいろ
ツイッターでフォロワーさんの描かれたウサヒツを見て書きました~。
レッドは絶対荒唐無稽な夢を見る。

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