GRで萌えてみる

「ジャイアントロボ」のBF団十傑集で妄想展開中。メインは成長したサニー(17歳設定)のラブストーリーとか10歳くらいの幽鬼のお話。拍手・コメント等いただけたら管理人喜びますw

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恋のフーガ

 レッドとサニーのデートはいつもアクアリウム。
 レッドの言い訳は任務だが、本当のところは薄暗くてカップルが多くていいムードになれる(なれるだけ、だが)から。
「レッドさま、このアクアリウム、いつ爆破しますの?」
 深読みしないサニーが無邪気に尋ねる。
「策士の指示があればだ」
「でもレッドさまならビッグゴールドで容易く壊せるのじゃありません?」
「完璧な任務には下見が必要なのだ」
 いまだに肩も抱けない男の台詞とは思えない。
「ねえレッドさま、たまには動物園へまいりませんこと?」
 だから珍しくサニーにそうねだられて、レッドはうっかり了承してしまった。
 正直、動物園という場所は得手でない。
 明るいし、獣くさいし、家族連れが多いし。
 ライオンとのにらみ合いに勝ち、ヒョウとのにらみ合いに勝ち、ホッキョクグマとのにらみ合いに勝つとレッドは余計につまらなくなってきた。
「こんな場所にきたいとは、貴様はよくよく子供なのだな」
「レッドさまの前では子供でかまいません」
 そんなことを言われて微笑まれると照れてしまう。
 照れ隠しに園内マップを見たレッドはにやりと笑った。
 サニーが見たがっている熱帯の鳥がいる檻までは、大きな池を迂回していかなければならない。だが池の地下に通っている爬虫類の通路を抜ければ近道となる。
「おい、近道をするぞ」

 レッドに連れられて地下へやってきたサニーだったが、そこに並んでいるガラスケースがヘビのものだとわかるとそこから一歩も動けなくなってしまった。
「どうした?」
「わ、私、ヘビはダメ…」
 してやったりとレッドは憎々しげに笑う。
「ほほう、十傑になろうかという者が」
「へ、ヘビだけは苦手です…」
 青ざめた顔で及び腰になっているサニーを見るうち、さすがのレッドもかわいそうになってきた。
「ここを抜ければ近いのは間違いないからな。仕方がない、私が手を引いてやるゆえ目を閉じてこい」
「は、はい」
 サニーの手の柔らかさにどぎまぎしながら、ひんやりとした通路を進んでいく。
 最後の意地悪とばかりにレッドは一番端にあるキングコブラのケースの前で歩みを止めた。
「ほら、抜けたぞ」
 ようやく安心してサニーが目を開ける。そのとたん威嚇に鎌首をもたげたキングコブラと目があった。
「きゃあああ!」
 レッドですら驚くような悲鳴を上げて、サニーはレッドに抱きついた。
「お、おい」
「いやっ、いやああ!」
 周囲にはだれもいない…レッドはそのままサニーの背に手を回し、抱き返した。
「もう少し目を閉じていろ…まだヤツがこちらを見ている…」
 そうして目を閉じたままのサニーの唇に、そっと自分の唇を重ねた。
 サニーは拒まない。ただ、ひどく永い時間のように感じられた。

 階段を上がり、地上に出たらちゃんとレッドの顔を見られるだろうか…そればかりが心配だった。

*Comment

 

>>レッドさま、このアクアリウム、いつ爆破しますの?
この一言におもいっきし吹いてしまいました。当然のように爆破という言葉を使うサニーちゃん、最強。
ところでこちらのレドサニがどうしようもなく可愛いく、毎度目尻が下がりっぱなしでですがw
  • posted by アジ 
  • URL 
  • 2008.11/14 23:41分 
  • [Edit]

 

>アジさん
 そりゃまあサニーも十傑のひとりですから。つか、レッドが最初に「爆破する」って嘘をついたのが始まりなんですよ。たまにはおててつないでの恋もいいもんですよ(´∀`*)
  • posted by 姜ママ 
  • URL 
  • 2008.11/15 23:51分 
  • [Edit]

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まいりぃまいろ

Author:まいりぃまいろ
ツイッターでフォロワーさんの描かれたウサヒツを見て書きました~。
レッドは絶対荒唐無稽な夢を見る。

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