GRで萌えてみる

「ジャイアントロボ」のBF団十傑集で妄想展開中。メインは成長したサニー(17歳設定)のラブストーリーとか10歳くらいの幽鬼のお話。拍手・コメント等いただけたら管理人喜びますw

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孔明の憂鬱 その2

大作と孔明のふたりが同時に窓へ目を向けると、そこから戴宗がのぞいていた。
「きっ、貴様、ち○こ逮捕戴宗!」
意外な人物の登場に慌てふためき、思いっきりな孔明の間違いに戴宗が切れる。
「だれがち○こだ! 俺ァ神行太保戴宗だ!」
自分でも下品な発言をしてしまったと反省した孔明は、ひとつ咳払いをして変装用サングラスをかけ直した。
「で、戴宗殿が我々に何の御用ですかな」
「何の御用はこっちの台詞だ。てめェ大作になーに吹き込もうとしてんでェ」
心強い味方が現れたと大作は目に涙をためて戴宗に訴えようとする。
「戴宗さぁん、実はこのおじさん…」
ここでおかしなことを言われては計画がダメになる。
孔明はあわててさえぎった。
「だ、大作くん、ほかに食べたいものはないかね。おじさんが何でも奢ってあげよう」
奢りと聞いて黙っている戴宗ではない。窓から喫茶店の中に入り込んできた。
「おお、太っ腹だな。ねェちゃん、チョコパフェふたつ頼む。大盛りでな」

運ばれてきたチョコパフェをつつきながら、話の仔細を聞いた戴宗は、これといった反論をするでもなく考え込んでしまった。
「うーん…確かに大作とそのお嬢ちゃんとは道ならぬ恋かもしんねェな。俺たちとBF団との確執がなくならねェ限りは難しい…」
我が意を得たりと孔明も機嫌を直す。
「おお、あなたもそう思われますか。なら話は早い!」
「アンタの話はわかったけどよ…アンタいったいなにもんだ?」
「うっ」
痛いところを突かれてしまった。
ここで自分の正体がバレたら戴宗とやりあうことになってしまう…BFの意思ではない単独行動でなんらかの被害を被ったら、BFは元より十傑のうるさ型が黙ってはいないだろう。
「わ、私は…私はですね…ええと、その…」
鋭く自分を見つめる戴宗の視線をどうごまかしたものかと言いよどんでいたとき、再び声がした。
「見つけたぞ、戴宗」
「のわああっ!」「どわああっ!」
孔明と戴宗が同時に驚いたのも無理はない。
そこには衝撃のアルベルトがいた。
「な、な、な、なんでここに…」
今アルベルトに呼びかけられたら終わりだ…孔明は観念したのだが、当のアルベルトは戴宗しか目に入っていないらしい。
戴宗の襟首をむんずとつかみ、喫茶店から引きずり出した。
「儂はこやつに用があるのでな。取り込み中すまなかった」
そしてようやく目の前のナマズ髭に気づいたように声をかけた。
「む…どこかであったことがあるか?」
「い、いえいえいえ!」
サングラスで変装しただけなのに気づかないあたり、戴宗しか見えていないアルベルトらしいといえばアルベルトらしい。
「ぎゃああ、離せ! 離せ、衝撃のおっさん!」
戴宗は必死で抵抗するがアルベルトに難なく連れ去られてしまった。

ようやく静かになった店内で、孔明は小さく言った。
「…また日を改めてもいいかな?」
大作も小さくうなずきながら答えた。
「できれば10年後くらいにきてください」

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まいりぃまいろ

Author:まいりぃまいろ
ツイッターでフォロワーさんの描かれたウサヒツを見て書きました~。
レッドは絶対荒唐無稽な夢を見る。

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