GRで萌えてみる

「ジャイアントロボ」のBF団十傑集で妄想展開中。メインは成長したサニー(17歳設定)のラブストーリーとか10歳くらいの幽鬼のお話。拍手・コメント等いただけたら管理人喜びますw

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カレーでパーティ!

「くださいなー」
 エコバッグを持ったサニーが元気よく八百屋の店先へ駆けてくる。
「えっとね、ジャガイモとニンジンとタマネギ!」
「おおー、今日も元気だなァ」
 戴宗がエコバッグに注文の品を入れてやりながら、サニーの頭を撫でた。
「今日はカレーかい?」
 楊志はサービスにバナナを1本手渡してやった。
「うん!今日はパパがお休みだから、おじさまとパパと一緒にカレー作るの!」
 ちらとバッグの中身を見て、付き添ってきた樊瑞に尋ねる。
「肉はどうしたんだい?」
「肉ってなんだ?」
 にっこりと返され、楊志は思わず顔を覆った。
「おじさま、これでカレー作れるねっ。早く帰ろう!」
 代わりにバッグを持った樊瑞と手をつないで帰るサニーを見送って、楊志はぽつりとつぶやいた。
「あんた、あたしゃちょいと一清のところいって、ブタこまでももらってくるよ」
「ああ、いってやれいってやれ。ついでにうちのトウモロコシ缶も持っていってやれ」
 食育の大切さを痛感するふたりだった。

 樊瑞とサニーが戻ってくると、アルベルトは所有している鍋の中でいちばん大きなものを探していた。
「パパーッ、お買い物してきたよ!」
 久しぶりの休日に、しかも一緒にお料理できるとあってサニーはうれしくて仕方がない。
「よし、儂はイモの皮をむく。サニーはニンジンの皮だ。そして樊瑞、貴様はタマネギだ」
「待てアルベルト。ワシは目が弱いのだが…」
「では貴様はサニーが目を泣き腫らしてもいいというのか」
 自分が犠牲になろうとは考えない男、それがアルベルト。

 野菜と楊志からの差し入れを加え、カレールーを入れればアパート中にうまそうな匂いが漂い始める。
 家賃を滞納して、毎度申し訳ないと思っている大家のカワラザキが招待されるのは当然だが、幽鬼はやはり気を遣って自分で栽培したミニトマトを持参した。
「わー、かわいいトマトさん!」
「よしサニー、これもカレーに入れるぞ」
「うん。カレーにはどんな材料を入れてもいいんだものね!」
 傍から見ると実にほほえましい親子の光景であるが、その会話を聞く限りかなりヤバいものとなっている。
「お、おい、それはサラダにでもと思って…」
 聞き入れてもらえない幽鬼は、改めて食育の大切さを…(もういい)
 なにやら奇妙なカレーが出来上がり、チャンスとばかり現れたのはレッド。
「なんだフリーター。なにか食物を持参しなければ分けんぞ」
「フフン、ちゃんと菓子を持ってきたぞ。これなら文句あるまい」
 さすがにサニーもお菓子をカレーに入れようとは考えない。
「わあ、おまんじゅうだ」
 サニーの受け取った饅頭を眺め、樊瑞がレッドに詰め寄る。
「おい…まさか、このあいだのように腐っているのではないだろうな」
「安心しろ。今日はちゃんと怒鬼の寺でいちばん新鮮な供え物をだな…」
 どうやらお供えを盗んできたらしい。
「あとで怒鬼に言いつけてやる」
 それでもにぎやかな中でカレーパーティは始まった。

 後片付けをしながらサニーはカレーの残りを小さなタッパーにつめた。
「うん?どうするのだ」
「おとなりのお兄ちゃまに持っていくの。いつもご本見せてもらってるから!」
 そうして樊瑞やアルベルトが止める間もなく、駆け出していってしまった。
「うーむ、あの苦学生か…」
「ここはひとつ、サニーに正しい男の教育をせねばならんな…」
 いや、それより食育が先だろ、食育が。

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まいりぃまいろ

Author:まいりぃまいろ
ツイッターでフォロワーさんの描かれたウサヒツを見て書きました~。
レッドは絶対荒唐無稽な夢を見る。

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