GRで萌えてみる

「ジャイアントロボ」のBF団十傑集で妄想展開中。メインは成長したサニー(17歳設定)のラブストーリーとか10歳くらいの幽鬼のお話。拍手・コメント等いただけたら管理人喜びますw

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恋の罠、仕掛けましょ

 幽鬼は自分だけの温室を持っており、任務がオフの日などはそこに入り浸っているのが常だった。
 そう、サニーと交際を始めてからも。
 決してサニーのことがどうというわけではないのだが、気後れする部分があり退き気味になってしまうのだ。
 とりあえずサニーに任務から戻った旨のメールを送信し、温室へ足を向ける。
 温室内の池に浮かぶ蓮を見た瞬間、腰を抜かしそうになった。
 蓮の大きな葉の上に、親指姫よろしくサニーが座り込んでいる。それも見たこともないほど仏頂面で。
「さ、サニー、なにをしているのだ、こんなところで」
「私、すねておりますの」
 サニーは唇を尖らせて愚痴をこぼす。
「だって幽鬼さまったら私にはメールだけ送ってこられて、温室の花にはいそいそと…」
「あ、いや…別にそういうわけでは…」
 幽鬼は頭をかきながらサニーに手を差し出した。
「私、裸足ですの」
 どうやら抱っこをせがんでいるようだ。
 幽鬼は降参し、蓮の上に立ち上がったサニーをお姫様抱っこした。
 それでもサニーはフイと顔を背ける。
「まいったな…どうしたら機嫌を直してくれる?」
「幽鬼さまが考えてください」
 ややあってから幽鬼は好都合のものを思い出した。
「実は温室より先に、アップルパイを焼いた…一緒にどうかな」
 サニーがようやく微笑んだ。

「だって幽鬼さまは私とデートもしてくれませんわ」
 パイをつつきながらサニーはふっとさびしそうな表情になった。
「もしも…幽鬼さまが、私の気持ちをご迷惑とお思いなら…」
「そ、そんなことはない!」
 幽鬼は自分でも驚くくらい大きな声で立ち上がった。
「ただ…その…俺のような男といても、楽しくはないだろうし…怖いのだ…」
「私のことが、ですか?」
 サニーがどんな表情をしているか気になって、まともに顔を見られない。
「ああ…俺はその、人の心が読めるから…」
「私の心をお読みになった、と」
 幽鬼はゆるく首を振る。
「違う…好きだと言われてうれしいのは事実なのに…サニーの心を読んでしまいそうで…もしもそこに、ひとかけらでも不信の気持ちがあったなら、俺は…」
 サニーにはその気持ちが痛いほどわかった。
 もしも万一、自分がこの男を裏切るようなことがあれば、この男はもう一生恋なんてできないのだろう…。
 サニーは立ち上がり、背伸びをしていきなり幽鬼の唇に口付けた。
「え?あ…」
 真っ赤になっていく幽鬼を見ながらサニーは悪戯っぽく笑った。
「私、どなたにでもこんなことするようなはしたない子じゃありませんのよ」
 口の中が甘いのは、サニーが食べていたパイのせいだ…幽鬼は言葉を失い、サニーを見つめるだけ。
「心なんて読まないで。ただ、私のことを好きになっていただくわけにはいきません?」
 幽鬼は小さく苦笑し、自分の能力なんてコントロールすればいいだけだと遅まきながら気づいた。
 とりあえず温室でのデートに誘ってみることから始めるとして。

*Comment

 

あーこりゃもうこの幽鬼はサニー無しには生きていけないな(笑)私の脳内では女郎蜘蛛の巣に引っかかった蝶が幸せそうにもがいています。逃げる気ないみたい。
  • posted by アジ 
  • URL 
  • 2008.11/03 23:46分 
  • [Edit]

 

>アジさん
 ちょwサニーちゃんが女郎蜘蛛なんて、そんなかわいそうなwでも幽鬼はきっと逃げないですよ。たとえ食われても幸せを感じられるようなタイプですな。次はどんなネタにしようか画策中ですw
  • posted by 姜ママ 
  • URL 
  • 2008.11/04 23:31分 
  • [Edit]

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まいりぃまいろ

Author:まいりぃまいろ
ツイッターでフォロワーさんの描かれたウサヒツを見て書きました~。
レッドは絶対荒唐無稽な夢を見る。

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