GRで萌えてみる

「ジャイアントロボ」のBF団十傑集で妄想展開中。メインは成長したサニー(17歳設定)のラブストーリーとか10歳くらいの幽鬼のお話。拍手・コメント等いただけたら管理人喜びますw

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恋に関するいくつかのお話

 幽鬼は人間不信の気があるが、動物たちにはその心がわかるようで常に動物に囲まれている。
 だからこの日も、中庭で大型犬や鳥にまとわりつかれながらも安らいだひとときを過ごしていた。
「こんにちは、幽鬼さま」
 そんな時間に侵入してきたのはサニー。
 しかし動物も幽鬼もサニーを鬱陶しくは思ったりしなかった。
「お嬢ちゃんか…」
「こんなに大きなワンちゃんを飼っていらっしゃったのですか?」
「知らん。どこからか入ってきたのだ」
 ボルゾイと思われるその犬はすっかり幽鬼になついている。
「きっと幽鬼さまがお優しいからなついてしまうのですね」
 サニーが屈みこんで犬と幽鬼を交互にながめると、胸元の開いたブラウスからわずかに胸のふくらみが見えた。幽鬼はあわてて目をそらすが、サニーは気づいていないらしい。
「お隣に腰掛けてもよろしいですか?」
「あ、ああ…」
 柔らかな草の上、スカートを気にせずに幽鬼の横に腰を下ろす。
 屈託のない笑みで幽鬼を見た瞬間、犬がいきなりサニーにのしかかってきた。
「きゃ…!」
 最初はふざけているだけかと思ったのだが、犬は全体重をサニーにかける。
「おい、よせ」
 幽鬼がたしなめるより先に犬はサニーを押し倒してしまった。それも幽鬼の上に…!
「あ、ら…あらあらあら」
「おっ、おい!」
 ほんの数センチ先にサニーの顔が迫り、柔らかな身体が自分に密着してくる。

 幽鬼はサニーをどけようとするのだが、犬の体重までもが加わっているのだからなかなか埒が明かない。
「ご、ごめんなさい幽鬼さま」
「い、いやお嬢ちゃんのせいじゃ…こら、やめないか」
 まさか…と幽鬼は焦る。
 この犬、自分の思考を読み取ってこんなことをしているのではないだろうな…。
 そうするうちにサニーが少し背伸びしてつけた優しい香水が、幽鬼の鼻をくすぐり理性が吹っ飛びそうになる。
「ええい、どけ!」
 幽鬼の声に驚き、犬が、そしてサニーまでもが飛びのいた。
「ち、違う。その…大きな声を出して悪かった…」
 サニーは気を取り直してにっこり笑い、再び幽鬼の横に座った。
「きっとこのワンちゃん、私にヤキモチ妬いたんですのね」
「いや…違うと思うぞ」
 幽鬼は口元を手で覆いながら、心臓の鼓動を聞かれまいと必死だった。
 それを知ってか知らずか、サニーは犬の鼻を指先で軽くつつく。
「確かに後からきたのは私だけど、あなたちょっとお邪魔よ?大事なお話のときはふたりきりにしてちょうだい」
 幽鬼は驚きサニーを振り向いた。
 悪戯っぽく笑うサニーの横を、すべて察したというように犬が去っていく。
「あ…」
「うふふ、もしかしたらヤキモチを妬いたのは私のほうかもしれませんわね」
 ふたりきりでされる話…幽鬼の鼓動がいっそう速くなった。

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まいりぃまいろ

Author:まいりぃまいろ
ツイッターでフォロワーさんの描かれたウサヒツを見て書きました~。
レッドは絶対荒唐無稽な夢を見る。

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