GRで萌えてみる

「ジャイアントロボ」のBF団十傑集で妄想展開中。メインは成長したサニー(17歳設定)のラブストーリーとか10歳くらいの幽鬼のお話。拍手・コメント等いただけたら管理人喜びますw

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孔明の憂鬱 その1

BF団の頭脳、策士・諸葛亮孔明にとって現在の目の上のタンコブは、十傑集でも国際警察機構でもなく、草間大作ひとりだった。
それというのも、孔明は十傑集とBFとの結びつきを強くするためにいずれ目覚めるBFの妻にサニーを、と考えているのだ。
相手がBFとなれば十傑集とて反対はしないだろうし、サニーとの縁を取り持ったということで自分もBFの覚えめでたくなるという計算なのである。
しかし現在、サニーは敵味方に分かれたにも拘らず大作と仲がよい。
これは孔明にとって由々しき問題なのだ。
「あまり気はすすみませんが、邪魔者は排除されるべきでしょう」
最初孔明は血風連に命じて大作を連れてこさせようとしたのだが、怒鬼に血風連の使用を断られてしまった。
「仕方ありませんね。この孔明自ら出向くとしましょう」
かくして孔明は国警の北京支部へ。

といってもいくらなんでも堂々と支部へ乗り込むわけにはいかない。
言葉巧みに大作を支部近くの喫茶店へ呼び出した。
「お話って、なんですか」
大作は目の前の白いスーツにサングラスという怪しげな男を上目遣いに見る。
「草間大作くん、君はBF団・衝撃のアルベルトの娘であるサニー嬢を知っているね?」
少々回りくどい言い方だが、説明しなければ大作がどこまで理解しているかは不明だ。
「サニー? おじさんが衝撃のアルベルトなんですか?」
サニーという言葉に反応し大作が身を乗り出す。
「い、いや…あんな単純馬鹿と一緒にされては困…ゲフンゲフン。私は個人的に彼女を知っている者でアルベルトとは無関係だよ」
「なんだ…てっきりサニーを連れてきてくれたのかと思ったのに」
大作は失望して腰かけ直した。
「そしたらアルベルトさんにサニーをくださいってお願いするんだけどな」
「ぶっ!」
孔明は口をつけたコーヒーを吹き出した。
もとより大作に邪な気持ちなどあるはずはなく、単に国警へサニーを受け入れたいというくらいの意味だったのだが、孔明は12歳にして己を引かせた大作に恐れおののいた。
気持ちを切り替え、改めて切り出す。
「その、サニー嬢のことなのだがね…君とサニー嬢は敵同士の組織に属しているわけだ。大作くん、彼女のことはもう忘れることだよ」
「え、どうしてですか? ボク、一日だってサニーのこと忘れたことないです。一緒に遊んだことも」
12歳に対して真面目な恋愛論を語るほど意味のない行動はない。
「字面で取られては困るのだよ。つまり…ウム、もうサニー嬢とは会わないで欲しいのだよ」
「でもサニーはよく会いにきてくれます」
「きても断るのだ」
「やです」
純粋な少年は理由のない命令を聞きはしない。
「き、聞き分けのない子は、嫌いだな…っ」
真剣に怒るのも大人気ないと思い、最後の理性を振り絞って孔明はセルバンテスの台詞など真似てみるが、大作には一向に効かなかった。
「おじさんのほうが横暴だっ!」
しかも国警で大人たちにもまれている大作は切り替えしだってちゃんとできるようになっていた。
「だまらっしゃい!」
孔明がトレードマークである白羽扇を突きつけた。
…この場で大作を始末してまうのが一番いい…そう考えた瞬間。
「なーにやってんだぁ?」

やけに間延びした声が聞こえた。

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まいりぃまいろ

Author:まいりぃまいろ
ツイッターでフォロワーさんの描かれたウサヒツを見て書きました~。
レッドは絶対荒唐無稽な夢を見る。

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