GRで萌えてみる

「ジャイアントロボ」のBF団十傑集で妄想展開中。メインは成長したサニー(17歳設定)のラブストーリーとか10歳くらいの幽鬼のお話。拍手・コメント等いただけたら管理人喜びますw

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アイルーは罪なやつ

 ヒィッツカラルドが貼り出したクエスト「オトモアイルーの討伐」に一も二もなく参加したのは残月だった。
「よくきてくれた、白昼の。それにしてもあんたがこのクエを受注してくれるとはな」
 ひとりでは心もとないヒィッツカラルドがやや興奮気味に語るのを、残月は煙管の煙を吐き出しながら聞いていた。
「気にすることはない。我々の利害が一致した…それだけのことだ」
 討伐の対象となっている、サニー所有のオトモアイルーには残月自身も恨みがあった。

 それは少し前のこと。
 サニーに頼まれてアカム討伐を手伝ったのだが、そのときやけにオトモアイルーのイワンが敵意むき出しに見えたのだ。
 残月はサニーに片手剣を教えたから、この日もぎりぎりまでサニーに攻撃させ、いよいよ危なくなったら自分が出ていくつもりでいた。
 だが…イワンの目にはそう映らなかったようで…。
「よしサニー、そこで畳み掛けるのだ」
 弱り始めたアカムを見てそう指示を出した瞬間、残月の背後でなにやら異様な音がした。
「うん?」
 振り向けばイワンが大タル爆弾を抱えあげている。
「きっ、貴様なにを!」
「ご主人さまにばっかり攻撃させて高みの見物は許せないニャー!」
 あわてて防御体制をとったが、イワンの爆弾スキルは高レベル。残月はあっけなく散った。
 それ以来サニーをクエストに誘うことができず、残月もまたやきもきしているのだ。

「やつは今、お嬢ちゃんの依頼で採集にきているはず。キャンプを出てすぐに仕留めよう」
「うむ。やつは素早い…速攻で倒す必要があるな」
 たかがアイルーとは思いつつも、ふたりはキャンプで入念な準備にかかる。
 爆弾の攻撃に耐えられるよう、攻撃力やスキルを無視して防御重視でやってきた。
「よし、いこう!」
 勢いよく走り出してエリアチェンジをしたとき…いきなり残月が地面にめり込んだ。
「のわあっ!」
「は、白昼の!」
 ヒィッツカラルドが手を伸ばすのと同時に、イワンの高笑いが聞こえた。
「ニャッハッハ、キングチャチャプーの親戚に当たるイワンを討伐なんて無理ニャ。ふたりの考えなんてとっくにお見通しニャから、落とし穴を仕掛けさせてもらったニャ!」
「き、貴様…罠設置のスキルまで持っているのか…」
 地団太を踏むヒィッツカラルド、もがく残月。
「どちらにしても危険人物ふたりをご主人さまに近づけさせるわけにはいかないニャ!」
 大タル爆弾Gを抱えあげたイワンを見て、残月が叫ぶ。
「素晴らしきよ、私にかまわずいったん退け!体勢を立て直す!」
 しかしヒィッツカラルドが逃げ出そうとするより先に、巨大な爆弾は炸裂した…。

「おかえりなさい、イワンくん。採集、ごくろうさま」
「楽勝でしたニャ、ご主人さま」
 頼まれたものを渡すイワンに、サニーは鼻をうごめかせた。
「イワンくん、爆弾のにおいがするけど…モンスターに襲われたの?」
「ハイですニャ。とても凶暴なやつに襲われたですニャが、返り討ちにしてやりましたニャ」
 胸を張って豪語するイワンを頼もしく思うサニーは、その凶暴なモンスターの正体を知らなかった…。
 そして同じころ。
「魔王、なにかいいアイデアはないかな」
「サニーのアイルーはちと生意気が過ぎるな。アルベルト、ここはやはり…」
「討伐に決まっておるわ!」
 実態を知らない中年ハンターズが無謀といえる計画を練っていた。

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まいりぃまいろ

Author:まいりぃまいろ
ツイッターでフォロワーさんの描かれたウサヒツを見て書きました~。
レッドは絶対荒唐無稽な夢を見る。

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