GRで萌えてみる

「ジャイアントロボ」のBF団十傑集で妄想展開中。メインは成長したサニー(17歳設定)のラブストーリーとか10歳くらいの幽鬼のお話。拍手・コメント等いただけたら管理人喜びますw

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中条と戴宗 その3

ピンク色のマントを羽織った長身の男は、中条の横にいる戴宗に気づくとあからさまに不機嫌な表情になった。
「…その小僧、貴様が先に見つけたか」
「申し訳ないがね、君らに渡すわけにはいかんよ、混世魔王」
戴宗の肩に置かれた中条の手に力がこもる。
戴宗はこの混世魔王と呼ばれた男が、自分たちの敵であるとわかった。
「てめェか…てめェがこんなことしやがったのか!」
言うが早いか樊瑞に向かって噴射拳を撃つ。
だが樊瑞は難なくかわした。
「確かに孔明の言うとおりいい能力を持っているな…だが、国警についたとなれば排除せねばならぬ」
樊瑞の手には古銭がある。
それが目にも留まらぬ速さで撃ち出された。
「危ない!」
中条が先ほどのように戴宗をかばう。
中条の腕に古銭がめり込んだ。

「中条さん!」
「…たいしたことはないよ」
口ではそう言っているが中条の額には汗が浮かんでいる。
戴宗は精一杯樊瑞をにらみつけるが、自分の力ではどうにもならないことを感じた。
「中条とともに、消えよ」
樊瑞の古銭が向けられた瞬間、頭上から声がした。
「長官、無事か!」
見れば道士服の男が剣を振りかざして降ってくる。
その姿を見た樊瑞が手を退いた。
「むぅ…一清か。これは少々分が悪い、退くぞ」
樊瑞は部下に命じるとマントを一振りして姿を消した。

BF団が引き上げたのを確認してから、中条が戴宗に目を向けたとき、戴宗は涙を流していた。
己の無力さに、未熟さに、動けなかったことに対しての純粋な怒りだった。
一清に後を任せ、中条はやはり優しく戴宗の頭を撫でる。
「私ときてくれてありがとう…これからは一緒に、彼らと戦っていこう」
叱咤されることもなく、ただ優しげに語り掛けるこの男に、戴宗は一生ついていこうと決めた。
そしていつか、自分がこの人を守ろう、と。

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まいりぃまいろ

Author:まいりぃまいろ
ツイッターでフォロワーさんの描かれたウサヒツを見て書きました~。
レッドは絶対荒唐無稽な夢を見る。

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