GRで萌えてみる

「ジャイアントロボ」のBF団十傑集で妄想展開中。メインは成長したサニー(17歳設定)のラブストーリーとか10歳くらいの幽鬼のお話。拍手・コメント等いただけたら管理人喜びますw

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セルバンテスの夢

セルバンテスはゆっくりと目を開けた。
ぼんやりと見える天井は明り取りの天窓になっており、鋭い刃のような三日月がそこにあった。
そんな天窓は自分の邸宅にも、BF団本部の執務室にもない。
だが、ここがどこであるのかはセルバンテスにとってどうでもいいことだった。
問題は身体が動くか、だ。
静かに半身を起こしてみる。
いつの間にか伸びた髪がふぁさと肩に落ちた。
やはりクフィーヤがないと具合が悪い…そんなことを考えて苦笑した。
そうして自分の身体にかけられていた白いシーツを少し剥いでみる。
左足の親指と右足の小指が欠けていた。
「ああ…」
セルバンテスが納得したように微笑む。

自分の身体につながっている赤や青のチューブを引き抜き、ベッドから降りてみた。
欠けた指などこれから徐々に「復元」できるだろう。
セルバンテスはここがいったいどこなのか理解した。
ここはBFが住まうバベルの塔に違いない。
自分はあの日、ドミノ作戦の折に国際警察機構のあの男に殺されたはずで、その自分がこうして生き返ったのは他ならぬBFの恩恵。
「ふふふ、ビッグファイアはまだ私を必要とされているわけか…ありがたいことだね」
誰かが拾ってくれたたった1個の細胞からでも、こうしてもとの身体に戻れることに改めてBFとバベルの塔の偉大さを知る。
セルバンテスは少しよろめきながら、広い部屋の中で扉を見つけた。
壁にあるスイッチに触れると扉は音もなく開き、隣の部屋へとセルバンテスを誘う。
セルバンテスはその部屋の中央に、いくつものチューブがつながり液体が満たされた巨大なシリンダーを見つけた。
シリンダーの内部には小さな肉塊が浮かんでいる。
自分も以前はこうだったのだろう。
そして徐々に肉塊は人を形造り、元の身体へと復元していくのだろう。
セルバンテスはシリンダーに近寄り、その肉塊を見つめた。
その肉塊がなんであるかわかったセルバンテスがニヤリと笑う。
そして懐かしそうな声音で言った。
「やあ、久しぶりだね…盟友」

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まいりぃまいろ

Author:まいりぃまいろ
ツイッターでフォロワーさんの描かれたウサヒツを見て書きました~。
レッドは絶対荒唐無稽な夢を見る。

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