GRで萌えてみる

「ジャイアントロボ」のBF団十傑集で妄想展開中。メインは成長したサニー(17歳設定)のラブストーリーとか10歳くらいの幽鬼のお話。拍手・コメント等いただけたら管理人喜びますw

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アルベルト、そして戴宗

戴宗は必死になって大作の手をつかんでいた。
大作は今まさに、深い亀裂の中に落ちようとしている。
「戴宗さぁん…」
情けない大作の声。
「しっかりつかまってろ大作。今すぐに…」
戴宗の言葉が途切れたのは、亀裂の向こう側に立っている人影に気づいたから。
その人物は紛れもなく…
「衝撃の…!」
アルベルトが不敵な笑みを浮かべてそこにいた。
「どうした戴宗。かかってこんのか? そちらがこないのなら儂からいくぞ」
アルベルトが手をかざす。
こんな状態で衝撃波を放たれたら、太刀打ちできない。
避けても、抵抗しても大作は亀裂に飲み込まれていってしまうだろう。
戴宗は唇を噛み締めるとアルベルトに向かって言った。
「衝撃の、どうかこの通りだ。俺はアンタに殺されたっていい。だが大作だけはなんとか助けてやっちゃくんねェか? こいつはまだなんにも知らないガキなんだ…頼む!」
恥を忍んでの懇願に対して、アルベルトの言葉はあまりにも衝撃が大きかった。

「戴宗、貴様…儂への愛よりそのガキを取るというのか…」
「な、な、な…」
突然の言葉に戴宗は目を見開き、顔を赤くして首を激しく振った。
「て、てめェバカか! 大作の前…いや、なにを血迷ったこと言いやがる!」
「ほぅ、昨夜あれほど儂に愛を乞い求めたのはだれだったかな」
「ふ、ふ、ふ、ふざけンじゃねェ! だ、だ、だ、だれが…」
怒りと恥ずかしさで上手く言葉にならない。
「お兄さん…」
聞き慣れない声に気づけば、サニーがアルベルトの横に立っておりせつない目を戴宗を見ていた。
「パパに聞きました。お兄さんがサニーのママになってくれるって…」
さすがに戴宗も頭の中でなにかが切れる。
「てめェ、娘になに教えてやがんだ! 第一俺とてめェがなんで…!」
「嘘はいかんな、戴宗」
アルベルトは余裕で葉巻に火をつけた。
「さあ儂のところへこい」
「てめェ、大作を助けてくれとは言ったが寝言言えとは言ってねェぞ!」
「…戴宗さん…」
大作のか細い声に気づき、あわてて下を見る。
「戴宗さん、ボクのことはもういいです…幸せになってください…」
大作は戴宗の手をつかんで亀裂の端に這い上がり、戴宗を振り向きもせずにスタスタと歩き去っていった。
「あ…」
アルベルトを見れば薄笑いを浮かべて手を伸ばしている。
戴宗は大作の後姿に向かって叫んだ。
「待ってくれ大作! 俺も連れてってくれェ!」

「うわあああああああ!」
北京支部の司令室で仮眠を取っていた戴宗の、支部内を揺らすかと思えるほどの悲鳴に驚かない者はいなかった。

*Comment

かわいい 

このアルベルトがすごく可愛いです。
あと大作くんも(笑)
  • posted by みに 
  • URL 
  • 2007.07/07 01:10分 
  • [Edit]

 

>みにさん
 はじめましてー。
 うちのアルベルトはシリアスでない限り可愛いッつーかおバカ傾向かもしれません。そういや最近大作書いてないなぁ…。
 コメントありがとうございました。これからもよろしくお願いいたしますね。
  • posted by 管理者 
  • URL 
  • 2007.07/09 00:02分 
  • [Edit]

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まいりぃまいろ

Author:まいりぃまいろ
ツイッターでフォロワーさんの描かれたウサヒツを見て書きました~。
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