GRで萌えてみる

「ジャイアントロボ」のBF団十傑集で妄想展開中。メインは成長したサニー(17歳設定)のラブストーリーとか10歳くらいの幽鬼のお話。拍手・コメント等いただけたら管理人喜びますw

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恋に関するいくつかのお話

 このところサニーは綺麗になったように見える。
 後見人としての樊瑞は、悪い虫がつきはしないかと心配な毎日を送っていた。
(なんといってもサニーにはしかるべき相手を見つけねば、アルベルトに申し訳が立たんからな)
 とはいうものの秘密結社の、しかも十傑集のひとりにいずれサニーも名を連ねるであろうことを考えると、一般の男を、というわけにはいかない。
 かといってどんなにいい男であっても一介のエージェント風情にサニーはやれない。
 しかし十傑集を見渡してサニーに釣り合うような男といえば…どいつもこいつも気に入らない。
 樊瑞はため息をつきながら手元のファイルを乱暴に投げ出した。
 それとほとんど同時に執務室のドアが開き、花いっぱいの花瓶を抱えたサニーが入ってきた。
「ノックもしないでごめんなさい、おじさま。ちょっと両手がふさがっているものですから」
 そう言って微笑んだ顔は、どの花にも負けないほど愛らしい。
 樊瑞も顔を綻ばせ、サニーから花瓶を受け取ってサイドテーブルに置いた。
「どれも美しい花だな。幽鬼の花壇からか?」
「いいえ。確かに幽鬼さまからお花の育て方は教わりましたけれど、このお花は私が育てたのです」
「では摘んでしまうのが惜しかったのではないか?」
 少し気になってそう問うと、サニーは少し肩をすくめただけだった。
「本当に愛でてくださる方のためなら花は悲しまないと幽鬼さまから言われましたわ。ですからかまいませんの」
 それからサニーは小さなノートを取り出した。
「おじさま、今日のご夕食はなにがよろしいですか」
「そうだな。今日は…」

 頭の中に浮かんだメニューを言いかけて、樊瑞は軽く頭を振った。
「いかんいかん。サニー、お前はもう十傑のひとりなのだからそのようなことはエージェントに任せておけばよいのだぞ」
「ずっと昔からこうでしたもの。今さらほかの人にお任せする気になりませんわ。それに…」
 不意に口を閉ざしたサニーを訝って、樊瑞は言葉の続きを促す。
「それに、なんだ?」
「私が十傑として独立したら、おじさまはもう身の回りのお世話をさせてくださらないのでしょう?私、ずっとおじさまのおそばにいたいと思っておりますのに」
「ははは、それでは嫁にいけぬぞ」
 冗談めかして言ったつもりだったが、笑いながらもサニーの口調は真剣みを帯びていた。
「あら大変。でもおじさまがもらってくだされば問題はありませんわね。私はおじさまの世話ができるし、おじさまも独身ではなくなりますわ」
 ガタンと大きな音を立てて樊瑞は反射的に立ち上がっていた。頬が赤くなっているのが自分でもわかる。
「わ、わ、ワシの妻に、だと?」
 慌てふためく樊瑞にサニーは悪戯っぽく笑う。
「おじさまはいつまで私を娘扱いなさいますの?どんなに綺麗に咲いたとて、本当に愛でてくださる方に摘んでいただかないと枯れてしまいますのよ?」
「む…むぅ…」
 ほかのだれにも渡すつもりがなければ、それでもかまわないのではないか…そう思いながらも樊瑞はアルベルトの顔を浮かべた。
(アルベルト…これでよいのか?ワシにはわからんのだ…いったいいつからサニーを愛しいと思い始めたのか、な。お前がよければ、これからもワシがサニーを愛でていってよいか?)
 アルベルトの意思が伝わったかのように、サニーが小さくうなずいた。

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まいりぃまいろ

Author:まいりぃまいろ
ツイッターでフォロワーさんの描かれたウサヒツを見て書きました~。
レッドは絶対荒唐無稽な夢を見る。

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