GRで萌えてみる

「ジャイアントロボ」のBF団十傑集で妄想展開中。メインは成長したサニー(17歳設定)のラブストーリーとか10歳くらいの幽鬼のお話。拍手・コメント等いただけたら管理人喜びますw

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サニーちゃん、トレジャーする

 今日は珍しくほとんどが出払ってしまっていて、サニーはひとり集会所で暇をもてあましていた。
 ふとクエストから帰還した者があり、そちらへ目を向けるとここではお目にかかることのない人物が立っていた。
「銀鈴さん?」
「あらやだ。バグかしら」
 オンラインでクエストに出かけた際、クエストをクリアして帰還するときに起こるバグとして、別の集会所に入り込むということが稀にある。
 実際、サニーは一度別の集会所へ飛ばされたことがあり、そこで銀鈴と知り合った。
 さらには鉄牛や戴宗とともにシェンガオレン討伐に出かけたりして、そのときの報酬でもらったアイテムはみんなに内緒で大事にとってあった。
 今回も似たようなことが起こり、今度は銀鈴がこちらへ紛れ込んだらしい。
「銀鈴さん、お久しぶりです。それってナルガ装備ですよね」
 ナルガ装備はキリンと並んで、女の子だったらそこそこセクシーな感じのするものだ。
「サニーちゃんもパピメルにしたのね。とても似合っているわ」
 こんな会話、少なくともあの野郎どもとはできないものである。
「でも困ったな…このままここにいるわけにはいかないし…」
 こうしていればそのうちあの連中が戻ってきて、いろいろと詰問されるのは目に見えている。
 それなら一度クエストに出て、バグが解消されるのに期待したほうがいい。
「そうだ。サニーちゃん、一緒にトレジャーいかない?」
「え?トレジャーなんて初めて!」
 サニーが狂喜したのも無理はない。
 トレジャーハントは2人限定。なのにサニーが出かけようとするとあの中年ハンターズが、だれがついていくかでもめて結局あきらめることになってしまうからだ。
「いきたい、いきたい!」
「ウフフ、じゃあ女の子だけでふたりっきりのトレジャーハントね」
 女の子だけでふたりきり、なんて想像もつかなかった言葉にサニーは舞い上がる。
「あの、あの、なにを持っていったらいいかしら」
「なんにもいらないわよ。私物は持ち込み禁止だから現地調達ね」
「はいっ!」


 かくしてふたりが出かけたのは密林でのトレジャーハント。
 いつもと同じ場所を探索するのに、いつもとまったく違うアイテムが採れることにサニーは感動し、そんなサニーを見て銀鈴も微笑んでいる。
「銀鈴さんはよくトレジャーに出かけるんですか?どなたと?」
「そうね、鉄牛とは御免だし、戴宗さんは既婚者だからちょっとね…一番多いのは中条長官とかな」
「え…あのパイプのおじさまですか」
「あの人、いろんなスキルを持っているからトレジャーが出やすいのよね。あと、釣りが好きだから」
 たぶん剥ぎ取り名人であろう。
「さあ、めぼしいものはほとんど採ったわね。あとはクックを倒して怪鳥の秘宝を手に入れましょう。サニーちゃんは片手剣だから状態異常をよろしくね」
「はいっ」
 1万以上のポイントを稼いで集会所に戻ってきたとき、そこに銀鈴の姿はなかった。
(銀鈴さん、ちゃんと戻れたんだわ…またあえるかな)

 そして数日後、集会所の野郎どもはサニーのギルドカードに記されたフェルメールの名前を見て議論に熱中するのだった。
「だっ、だれだこれは」
「男か、女か」
「いや、それよりもふたりきりでトレジャーなどと」
「抜け駆けしたのはだれだ」
「どいつかサブを作っているのではないか」
 疑心暗鬼に駆られて、壮大な殴り合いが始まるまであと5分…。

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まいりぃまいろ

Author:まいりぃまいろ
ツイッターでフォロワーさんの描かれたウサヒツを見て書きました~。
レッドは絶対荒唐無稽な夢を見る。

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