GRで萌えてみる

「ジャイアントロボ」のBF団十傑集で妄想展開中。メインは成長したサニー(17歳設定)のラブストーリーとか10歳くらいの幽鬼のお話。拍手・コメント等いただけたら管理人喜びますw

Archive [2013年04月 ] 記事一覧

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Stay with Me

 田舎のパブは顔なじみばかりで、それゆえ見知らぬ人間がやってくると客としてではなく、余所者扱いされることのほうが多い。 この夜も頭からすっぽりとフードをかぶった女がドアを開けた。 先ほどまでの喧騒が嘘のように、店内は一瞬静まり返り…女をじろりと一瞥しただけで、客も店主もまた談笑を始める。 女は少しあちこちを見回し、カウンターに近いテーブル席に腰かけた。 腰を落ち着けた女がフードを外したとたん、店内...

焔の女

 組織が落ち着き、活動が活発になり始めると、カワラザキには表の顔が必要となってきた。 形式上、セルバンテスの会社の会長職を務めているということにし、本部からはずいぶんと離れた土地に屋敷を構えた。 役職柄というにはあまりにも広すぎる屋敷にカワラザキは閉口し、まずは自分の古くからの部下を本部から連れ出し執事とした。 そしてカワラザキの気に入った料理を作れるコックも、本部から連れてきた。「使用人頭…メイ...

リバイバル

 小さなケースを携えたヒィッツカラルドが、残月の私室を訪れた。「珍しいこともあるものだ。貴公が私を訪ねてくるなど…」「いや、噂好きの部下から、君がレトロなものを蒐集していると聞いてね。見てほしいものがあるんだ」 そう言ってケースを開け、ヒィッツカラルドが取り出してきたのは映画のフィルムリール。「これを再生できる機械はあるのかな」 ヒィッツカラルドにしては珍しく、戸惑うような問いかけに残月は即答する...

ソメイヨシノ

 陽が傾きかけた。 幽鬼は風もないのにはらはらと舞い落ちる桜の木を仰ぎ、木漏れ日に目を細める。  カワラザキがBFの命令を守るために己の命を賭した。 その死の間際、カワラザキがいったいなにを想い、どう感じていったのか…幽鬼にはなにもわからなかった。 これだけ互いの結びつきがあったのだから、カワラザキがなんらかの想いを放てば幽鬼には受け取れるはずなのに…その瞬間にはなにも感じられなかった。 それはつまり...

よくある話

 彼の会社の新しいプロジェクトとして、あの港に彼の船がついた。 港にできた倉庫の管理人が飛んできて、彼に恭しく頭を下げる。「よもや会長自らいらっしゃるとは…!」「ああ、気にしないで。新規の寄港地がどんなところか、見たかっただけだから」「しかし…そのお姿はよろしいので?」 彼の正体を知っている管理人は、クフィーヤをつけていない彼の姿を気にした。「うん…まあ、今だけね」 あのとき彼はクフィーヤをつけてい...

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まいりぃまいろ

Author:まいりぃまいろ
ツイッターでフォロワーさんの描かれたウサヒツを見て書きました~。
レッドは絶対荒唐無稽な夢を見る。

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