GRで萌えてみる

「ジャイアントロボ」のBF団十傑集で妄想展開中。メインは成長したサニー(17歳設定)のラブストーリーとか10歳くらいの幽鬼のお話。拍手・コメント等いただけたら管理人喜びますw

Archive [2009年10月 ] 記事一覧

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シビアなハロウィン

 夜になるのを待っていたかのように樊瑞の部屋がノックされる。 そういえば今日はハロウィンであった、幼い頃からの慣れでサニーがきっとお菓子をもらいにきたのだろう、まったくいくつになっても子供なのだから、と樊瑞は快く声をかけた。「入りなさい」「トリック&トリート!」 ドアを開けて勢いよく入ってきたのは、魔女の姿をしたサニーと黒猫の格好をしたレッド。「こ、今年は夫婦できたか…」 違います、まだ結婚してい...

時の兄(おまけ)

 BF団の本部には十傑集を含む、特A級のエージェントのみが使用できる談話室がある。 今日そこで話の中心になっているのはセルバンテスだった。「…でさあ、その女の子が幽鬼くんそっくりでね」 その話を興味深そうに聞いているのはレッドとヒィッツカラルド。「ほー」「アレが女になった顔…想像つかんな」「じゃあ見せてあげるよ」 いつのまにプリントしたのか、セルバンテスは幽凪の写真を取り出した。「ああ、確かに似てるな...

時の妹

 幽凪は虫に刺されて赤くなった頬を撫でながら、中条の前でうなだれていた。「まあ…機密を奪われたのは残念だが、人的被害がなくてなによりだった」「申し訳…ありませんっ」 何度も何度も頭を下げるので、中条のほうが戸惑ってしまうほどだ。「ああ、いや、わざと警備を減らしておいたのが裏目に出てしまっただけなのだから…君がそんなにあやまることではない」「そうだとも」 横からいつものように明るい口調で戴宗が幽凪の肩...

朝食の光景(樊瑞)

 目覚まし時計がなる前に小さなサニーは目を開けた。 いつもだったら世話係のエージェントがやってきて、サニーを軽く揺さぶりながら「サニーさま、朝ごはんですよ」と起こしてくれるのに、今日はだれもいない。 隣で寝ている樊瑞は、すごく大きないびきをかいていてとても目覚めそうにない。…今日はサニーが朝ごはんを作らなきゃ! そう思ったらいてもたってもいられず、ベッドから飛び降りた。 椅子を持ってきてキッチンの...

時の兄妹

 国警の支部から重要機密を失敬してくることは、幽鬼にとっては簡単すぎるほどの任務であったが、たとえ敵といえども無闇に殺人を犯したくない幽鬼には、いい任務だった。 ただひとつ予想と違っていたのは、九大天王もいないと気楽に考えていたのを、さっきから自分をつけてくる気配があること。 森の中を抜けているとはいえ幽鬼の走る速度はかなりのもの。 にもかかわらず、少し遅れているとはいえきちんとついてきているのだ...

策士と魔女と:閑話3

 傷もある程度癒えた孔明は、もう執務に戻っていた。 本来BFの攻撃を受ければ死に到ることは確かなのだが、今回のことはすべてBFが戯れに仕組んだことであったため、命までは奪われずにすんだ。「孔明さま、任務で日本にいるレッドさまからお荷物が届いておりますわ」 サニーが大きめの荷物をふたつも持って現れた。「開けてみますね」 よもや重要機密をこんな形で送ってくるはずはないから、孔明はサニーとスタッフが箱を開け...

策士と魔女と(6)

 サニーは息を切らして例の部屋へやってきた。 意を決し扉に触れた瞬間、部屋はまるで生き物のようにサニーを飲み込んだ。「やあ、くると思っていたよ」 部屋の中央にはBFが浮かんでいる。 サニーはやや強い口調でBFを見上げ問いかけた。「あの方を…孔明さまをあのようになさったのは、なぜですか?」 BFは優しげに微笑む。「愚問だね…孔明は僕に背こうとした。だからだよ…」「で、でも!でも私はなにも気づいておりません。B...

迎えにいくよ

 朝、まだそう遅くはない時間、カワラザキがセルバンテスの部屋へ飛び込んできた。「セルバンテスーッ!」 熟睡中のセルバンテスの胸倉をつかみ、激しく揺さぶる。「おぬし、いったい幽鬼になにをしたんじゃーッ!」「ふあ?」 寝ぼけ眼のセルバンテスは事態が把握できない。 なおも頭を激しく揺さぶられ、渋々身体を起こした。「幽鬼くん、どうかしたの?」「どうかしたもなにも…目を覚まさんのじゃ!」 昨夜遅くまでセルバ...

策士と魔女と(5)

 孔明は再び目を伏せた。 BFに心を見透かされるのが怖かった…自分の心を知られればただで済むはずはない。「わ…かりました。サニー殿にお話し、後見人である樊瑞殿にも…」「そんな猶予はない」 BFは冷たい笑みを浮かべ孔明を指さした。「君は彼女に殺されようとしている…僕がそんなことを待っていると思うのか?僕だって、手を血で染めた花嫁などもらいたくはないよ」「し、しかし…」 なおも食い下がる孔明にBFから笑みが消え...

策士と魔女と:閑話2

 孔明の執務室には、孔明以外にサニー、そしてサニーのアシスタントをするエージェントスタッフが2人常駐している。 孔明の1日のスケジュールを組むのも、内外からの情報を整理するのもすべてサニーを含めた3人が行っていた。 執務室に置かれたレトロな振り子時計が午後4時を知らせる。 スタッフのひとりが何気なく孔明に声をかけた。「孔明さま、お茶をお入れしましょうか」「む?ああ、そうですね…」 そこでいったん仕事の...

策士と魔女と(4)

 謁見の間の前で嗚咽を堪えているサニーの前に、見慣れた沓が映った。 おずおずと顔を上げればそこに孔明が立っている。 その顔を…サニーはまともに見ることができなかった。「サニー殿、このような場所でなにを…」「なにもございません!」 自分でも驚くほど大きな声で孔明を遮り、サニーは急いで立ち上がった。「書類は…すぐにお持ちいたしますから!」 そして走り去ってしまった。 サニーの後姿を見送った孔明の、羽扇を...

策士と魔女と(3)

 サニーは孔明と行動を共にするうち、その人となりはなんとなくつかみかけてきたが、いまだに孔明の本意はわからない。 とにかく孔明に近づくことが先決と、今日もたくさんの書類を抱えて通路を歩いていた。「お手伝いしましょうか、お嬢さん」 聞きなれた声に振り向くと樊瑞が悪戯っぽい笑みを浮かべて立っている。「樊瑞さま!」「ははは、元気だったか、サニー」「いつお戻りに?」「つい先日だ」 緊張を強いられる孔明との...

策士と魔女と:閑話

 今日は朝から孔明の顔色が悪い。 それはとっくにサニーも気づいていたが、声をかけるタイミングを見計らっていたのだ。「孔明さま、どこかお身体でも…」「え?あ、いや…少し風邪をひいたようです」 失礼しますとサニーが額に手を当てればけっこう熱い。「孔明さま、お熱が…!」「なに、たいしたことではありません」 サニーは孔明を遮った。「いいえ、それが大事につながることもございます。今日は重要な決裁もございません...

策士と魔女と(2)

 サニーの朝は、孔明の執務室へ入るところから始まる。「おはようございます、サニーさま」「おはよう」 すでに入っていたエージェントから今日の孔明の予定や書類を受け取り、本日孔明がどう動くべきかを取捨選択する。「おはようございます、サニー殿」 それが終わるのを見計らったかのように孔明が入ってくる。 サニーは椅子から立ち上がり孔明を迎えた。「おはようございます、孔明さま」「今日の私の予定はどうなっていま...

策士と魔女と

 その結果にはだれもが驚き、ある種当然のようにも感じられた。 17歳になったサニーを交えての十傑集会議、そこでサニーは十傑から漏れたのだ。 十常寺や残月などは当然サニーがアルベルトの後継として十傑入りするものと思っていた。 だがカワラザキやレッドのように、サニーをまだ未熟と感じるものもある。 最終的な決断はBFの意思…つまり孔明によって為された。「サニー殿は、まだ十傑集には入れないとのご意思です」 そ...

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まいりぃまいろ

Author:まいりぃまいろ
ツイッターでフォロワーさんの描かれたウサヒツを見て書きました~。
レッドは絶対荒唐無稽な夢を見る。

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