GRで萌えてみる

「ジャイアントロボ」のBF団十傑集で妄想展開中。メインは成長したサニー(17歳設定)のラブストーリーとか10歳くらいの幽鬼のお話。拍手・コメント等いただけたら管理人喜びますw

Archive [2009年03月 ] 記事一覧

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余韻

 所用で里へ帰っていたレッドがBF団本部へ戻ってきたのは、つい先ほどのこと。 サニーが一番に出迎えるかと考えて、里に咲き乱れていた菜の花を土産に持ち帰ったのに…サニーの姿はない。 任務に出たのなら一言ありそうだが、それもないとすれば私室のほうか。 レッドはサニーの私室を訪れてドアをノックした。「おい、私だ。いるか?」 ドアが開いて顔を出したのはサニーではなく樊瑞。「な…混世魔王、こんなところでなにをし...

またまたこんな妄想

 カワラザキが経営する下宿の2階に住む、ふたりの男が暇をもてあましている。 リビングとは別の部屋に置かれた不釣合いなビリヤード台。ベスト姿の残月が7番ボールを左ポケットに落とすのを、幽鬼はキューにチョークを塗りながらながめていた。 不意にドアを開けて入ってきた男がいる。「さすがの名探偵コンビも、事件がなくっちゃ普通の人のようだな」 中折れ帽を脱いで帽子掛けにかけたのは、情報屋のヒィッツカラルド。「こ...

超SS かぐや姫

 むかしむかし、衝撃竹取のアルベルトが竹やぶへいってみると、きらきら光る竹がありました。 さてどうしたものかと考えれば白目の男が現れます。「手伝ってやろうか。ただし、真っ二つだぞ」 この竹が特別なものと感じたアルベルトは、真っ二つにされてたまるとかと白目の男を衝撃波で吹っ飛ばしました。 慎重に竹を割ってみると、中からはかわいらしいサニーちゃんが。 アルベルトはサニーちゃんを連れて帰り、大事に大事に...

アクアリウムの一日(レッド)

 レッドは、自分でもよくまあ飽きないものだと思いながら、サニーを連れてアクアリウムの中を回っていた。 いつもデートの場所は決まってアクアリウム。それでもサニーは不満ひとつ言わない。「レッドさま、お魚が好きなんですね」 薄暗い館内で水槽を眺めているレッドの目は、普段より少し優しげに見える。「私は山の中で生まれたからな。海というものが珍しかったから、余計にこういう場所が気に入っているのかもしれん」「川...

初めての旅行 後編

 サニーとレッドは結局、国警の目があるかもしれないという理由から、繁華街で少し買い物をしただけでホテルに到着した。「いらっしゃいませ、レッドさま」 BF団が秘密裏に経営しているだけあって、連絡は行き届いている。「なにをしている、いくぞ」 ロビーには今夜の宿泊客らしきカップルが何組も屯しており、サニーは自分とあまり年の違わない彼らをぼんやりと見つめていた。「混んでおりますのね。お部屋、空いてますかし...

初めての旅行 前編

 レッドは飛行艇の中でずっと眠ったままだった。 それというのもサニーを伴って旅行に出るなどと話したものだから、樊瑞から延々と文句をつけられていたのだ。 日本支部には3時間ほどで到着した。(ここが日本…大作くんの生まれた国なのね…) ふと思い出した大作の顔は幼いまま、懐かしいという感情しか浮かんではこない。「どうした?」「あ、いえ…」 サニーがそのことを話すとレッドは少々不機嫌になったようだった。「あの...

チョコのお返し

 幽鬼はサニーを伴って、渋い表情をしたまま秘密の温室への通路を歩いていた。「その…別に綺麗な花とかがあるわけではないんだ」「ええ、わかってますわ。でもおもしろそうなものがあるのでしょう?」「…毒草とかもあるし…」「そう思ってこれを持ってきましたの」 サニーがうれしそうにガスマスクを取り出せば、もはや幽鬼にはなにも言えなくなってしまった。「…別に毒ガスを出すのはいない…」「あら、そうなんですの?」 そん...

チョコのお返し

 急ごしらえではあるが、残月の私室の奥にちょっとしたキッチンができた。 窓を大きめに取り、陽光が降り注ぐカウンターと、それを遮るように収納戸棚や壁が作られており、カウンターの内部には最新式のレンジや冷蔵庫などがそろえられていて、いかにもこの部屋の主が料理を好みそうな感じにできている。「お邪魔します、残月さま」 サニーがエプロンドレス姿で現れたとき、残月はパスタを茹でるための湯を沸かしているところだ...

チョコのお返し

 樊瑞の私室の奥、特別に作られたカウンターバーがある。 孔明はあまり酒が好きではないので、ここに入ったことがあるのはアルベルトとセルバンテスくらいだった。 そこへ今夜招かれたのは、少しドレスアップしたサニー。「普通の格好でよかったものを」 苦笑する樊瑞にサニーはちょっと頬を赤らめた。「せっかくのお招きですもの。ちょっと大人びてみたかったのです」 そのサニーをいざない、樊瑞はカウンターのスツールに腰...

最強な素直(レッド)

 レッドは部下からの報告書に目を通していて、不審な気配を感じて顔を上げた。 ゆらりと陽炎のようなものが立ち上り、人影を形作る。 その顔に見覚えはあったが、レッドにしてみればすでに過去の男だった。「やーあ、レッドくん、久しぶりだね」「死者に用はない。疾く去ね」 そう言われても死者…ヒィッツカラルドは消えるどころかレッドに近づいてくる。「連れないねえ。相変わらず邪険なことだ」「私に恨み言でも言いに出て...

無用な諭し(残月)

「おつかれさまでした、残月さま」 任務から戻った残月にアシスタントがメッセージを伝えていく。「…それから孔明さまより報告書の提出を」 残月はまたかというように息をつき、そのまま執務室へ消えた。 ドアを開け、自分の椅子に招かれざる客がいることに気づく。 今はこの世にいないはずの…白いクフィーヤの男…。「いやぁ、残月くん、元気でやってるかな?」「なにゆえ冥界より彷徨い出てこられたか、眩惑の」「いやいや、...

ささやかな無理(幽鬼)

 さっきからカワラザキがちらちらと幽鬼を見ている。幽鬼はその視線に気づきもしない。 ややあってから意を決したようにカワラザキは口を開いた。「幽鬼よ、明日から任務が空いておるのじゃないか?」「ん?ああ…じいさま、なにか用事があるのか?」 幽鬼はコーヒーを飲みながら報告書に目を通したままで答える。「いや、ワシのことより…サニーとどこかへ出かけたりはしないのか?」 ああ、と幽鬼が思い出したように顔を上げた...

内緒の意地悪(樊瑞)

 孔明が珍しく樊瑞の執務室を訪れているのは、急ぎの書類にサインが欲しかったから。 いつもなら樊瑞は渋い顔をして一度は拒否するのだが、今日はやけに上機嫌で快くサインする。「そう言えば…明日からお休みが入っておられましたな」 樊瑞の予定を思い出し、孔明は何気に口にした。「うむ、このところ少し働き詰めだったのでな。2日ほどゆっくりさせてもらおう」 孔明は羽扇で口元を隠し、横目で樊瑞を見た。「サニー殿とお出...

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まいりぃまいろ

Author:まいりぃまいろ
ツイッターでフォロワーさんの描かれたウサヒツを見て書きました~。
レッドは絶対荒唐無稽な夢を見る。

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