GRで萌えてみる

「ジャイアントロボ」のBF団十傑集で妄想展開中。メインは成長したサニー(17歳設定)のラブストーリーとか10歳くらいの幽鬼のお話。拍手・コメント等いただけたら管理人喜びますw

Archive [2006年12月 ] 記事一覧

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セルバンテスの夢

セルバンテスはゆっくりと目を開けた。ぼんやりと見える天井は明り取りの天窓になっており、鋭い刃のような三日月がそこにあった。そんな天窓は自分の邸宅にも、BF団本部の執務室にもない。だが、ここがどこであるのかはセルバンテスにとってどうでもいいことだった。問題は身体が動くか、だ。静かに半身を起こしてみる。いつの間にか伸びた髪がふぁさと肩に落ちた。やはりクフィーヤがないと具合が悪い…そんなことを考えて苦笑し...

Present

クリスマスの当日、幽鬼の元へ小さな荷物が届けられた。任務で別の地にいるカワラザキから送られたものだ。『サニーのプレゼントと一緒にお前にもプレゼントを贈っておいた。気に入ってもらえるといいのだがな』いつまで経っても子供扱いだ…幽鬼は苦笑して荷物の包みをほどいた。一瞬、その苦笑が凍りつく。ごく普通の包装紙の中、可愛らしい箱の中身は愛らしい天使のマスコットだった。「…じいさま、これを俺に気に入れと?」問い...

アルベルト、そして戴宗

戴宗は必死になって大作の手をつかんでいた。大作は今まさに、深い亀裂の中に落ちようとしている。「戴宗さぁん…」情けない大作の声。「しっかりつかまってろ大作。今すぐに…」戴宗の言葉が途切れたのは、亀裂の向こう側に立っている人影に気づいたから。その人物は紛れもなく…「衝撃の…!」アルベルトが不敵な笑みを浮かべてそこにいた。「どうした戴宗。かかってこんのか? そちらがこないのなら儂からいくぞ」アルベルトが手を...

アルベルト、戴宗、もしくはセルバンテス

作戦が失敗する原因を作った部下を処罰し、アルベルトは本部へ戻ってきた。彼が最初に目にしたのは、もっとも会いたくない男、セルバンテスだった。「いやあ、お帰りアルベルトくん。今回は残念だったねえ」大仰に両手を広げ、アルベルトを抱擁せんばかりに出迎える。「フン、機会などいくらでもある」そう嘯いてセルバンテスの脇を抜けたが、自分でも少しは気になるのかすれ違い様尋ねた。「皆、笑っているのか」セルバンテスは少...

アルベルトと戴宗

冬の北京、人々が混雑する中を戴宗はお気に入りの酒を買い、上機嫌で支部に戻ろうとしていた。ふとすれ違った男…黒のコートに白のマフラーという恰好はこの街で大して珍しいものではない。だがその男が醸し出している雰囲気は、とても一般市民とはかけ離れている。(なんだ、この感じ…)エキスパートだからこその嗅覚だろうか…戴宗は人込みに紛れるその男をつけてみることにした。男はまっすぐ前だけを見つめ歩いていく。このまま...

お芝居をしよう!

その日、作戦の予定も入っていないというのに十傑集は孔明に呼び出された。「さてご一同、お集まりいただいたのはほかでもありません。サニー殿のことです」サニーのことと聞いては一同心中穏やかではなくなる。「孔明、サニーがなにかしたのか」不安そうな樊瑞に孔明はかすかに笑いながら首を振った。「いえいえ。サニー殿が悪戯されたとかそのようなことではございません。私が危惧しているのはサニー殿の情操教育のこと」「情操...

サニーと紅の男 2

グスグスと泣きべそをかきながら歩いていたサニーの前に現われたのは、ちょうど任務を終えて戻ってきた幽鬼だった。「おや、お嬢ちゃん。なにを泣いているのかな」サニーは少ししゃくりながら、事の次第を話す。「どれ、ちょっと見せてごらん」幽鬼は差し出されたお人形をしばらく弄繰り回していたが、そこは手先の器用な彼のこと、お人形の手と足を元通りにしてやった。「ほら直った」「…でも…」サニーはお人形が話さなくなったの...

サニーと紅の男

サニーはいつだってお人形を持っている。それも普通のお人形ではない。十常侍が命を吹き込んでやった、ちゃんとおしゃべりもできる。十傑集全員が忙しくなってしまうと、誰もサニーと遊んでくれる者がいなくなる…それをかわいそうに思った十常侍が、樊瑞がプレゼントした中で一番気に入っているお人形に命を吹き込んでくれたのだ。もっとも、十常侍に時間ができてサニーと一緒に遊んでいるとき、お人形は命を奪われてただの人形に...

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まいりぃまいろ

Author:まいりぃまいろ
ツイッターでフォロワーさんの描かれたウサヒツを見て書きました~。
レッドは絶対荒唐無稽な夢を見る。

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